表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
知らない間に魔の手に捕まり、軟禁生活がはじまりました。 ~コロナ陽性者(軽症)になっての10日間~  作者: 瑞月風花


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/3

前半5日間

※ここに書かれていることには何の信憑性もありません。たんなる個人の療養記録です。

前半5日


それはある日突然起きたのです。

ほんの僅かな違和感から始まったのです。

コロナ陽性になってしまいました。


《経過》

まず、前日夕方に喉が若干痒くなる。その後、喉が痛痒く念のため受診を決める。

さらに、念のためアレルギーの薬(市販薬)を飲み、開院までの小一時間様子を見てみるが、痛みは取れたが痒みは取れなかった。職場と家の往復くらいだったので、90%「違うよね」10%ほど「もしかして?」です。

上手く発熱外来を予約でき、朝一番で受診、喉が赤いとの医師の判断でPCR検査となる。


そして、ファイザー×ファイザー×モデルナというワクチン最強のはずの私の療養10日間が始まりました。


一日目9:30受診

発熱外来でPCR検査。症状がほとんどないので薬の処方はなし。

PCR検査を受けたことを職場に連絡。

13:29 結果連絡が病院よりある。


陽性者となる。


職場へ連絡。10日間の自宅療養となる。前日の違和感から数えることになったので土曜日が0日目になりました。

(一応、濃厚接触者へも自分で連絡する。7日間(全国共通ですよね?)の自宅待機のお願いをしなければなりません)

ちなみに、私、職場と家だけでした。


病院でもらっていたのは保健所への電話番号ではなく、緊急相談センターというところの電話番号だったので、そちらへ電話する。(20秒10円らしいが、繋がらないことがなかった)

療養期間や濃厚接触者などの定義を聞き、色々なやりとりをしているとなんだか自分が熱くなってきたような気がしたので、熱を測る。

15:30 発熱確認(37.7)

横になることにするが、しんどさが全くなく眠気もない。


2日目

36.6で起床。父母がPCR検査をすることになったらしい。何か症状があったのか?と尋ねるが、何もないとのこと。→陰性。

14:30(37.2)熱が上がってきたため横になる。

15:00頃また(37.8)まで上がってくる。

頭痛、時々セキ。眠れず。横になる。

18:40(37.0)空腹感はないが、食欲あり。

 三毛メイ(雌)とのやりとり。設置されたベビー用の階段柵を「あけて」「むりやねん」と3度繰り返す。最後の声が「にゃぉ」ととても小さな声で返事し、ちょっと納得した模様。以降来なくなる。(その声がとても切なく響きました)ちなみに、黒猫クータ(雄)は療養最後まで「あけてー!!」を繰り返す。さて、どちらが賢いのか……悩み所。


3日目

午前3:30喉の腫れと喉の熱っぽさを感じて目が覚める。痛みから寝られず、熱を測るが(36.7)

6:20なんとなく眠気を感じる。喉の痛みは退いている。

(なんとなく体が楽なので洗濯や仕事をメールで送る)

9:35(37.4)

喉の痛み、痒みに戻るが、12:50(37.7)に上がってくる。

(母が食器を持って帰った後自分の手をハイターに突っ込んでいると聞き、ビニール手袋を使うように伝える)まだまだ長いのに荒れちゃうよ~(汗)

17:16(36.8)

17:46(37.4)その後(36.6)に下がる

20:00厚労省からショートメールが届く。健康観察のためのMyHER-SYSというものに登録する。

また熱が少し上がる(37.5)


4日目

5:00(36.5)咳が多少酷くなるが痛みは軽くなる。

今まで眠気を感じなかったが、やっと欠伸が出て、眠気を感じる。なぜかずっと早起き。目が覚めてしまう。

8:00(37.2)

なんだか右の奥歯が疼く。肩こりかも……と思う。

11:22(37.2)風邪の臭いがすると感じる。鼻汁、痰のせいかな?

12:00(37.5)なんとなくテレビをつけたくなるが、騒がしいのはな……と国会中継を聞く。聞いているような、寝ているような……ちょうどいい感じ。(テレビをつけようと思うほどの回復と思う)

14:55(37.2)少し空腹感を覚える。喉の痛みの場所が微妙に変わっている。喉の少し奥から喉の入り口辺り。

15:10住んでいる自治体からショートメールが来る。療養期間とMyHER-SYSのお知らせがあった。

20:00(37.1)もう上がらないかなぁ……とある意味フラグを立ててしまう。実はここからが下がらない恐怖の始まりになるのだった。


5日目

6:06起床

普通の風邪ならもう大丈夫な感覚に陥る。

でも、まだ源平合戦のようにオミクロンという残党がいるのよね……と思ってしまう。

頼りないと思っていた頼朝に結局滅ぼされてしまわないように、踏ん張り所だな、と自分を奮い立たせる。

8:00(37.0)MyHER-SYSに入力 保健所への連絡も一応打ち込んでおく。入力できなかった期間あるし……。

洗濯をする。うとうとした後もう一度検温

9:50(37.3)再びうとうと→(36.8)

食後しばらくして検温。もう、寝てるしかないので、検温は暇つぶしのようになってくる。

13:39(37.4)

16:13自治体の保健福祉センターから電話がかかってくる。見知らぬ電話番号だったけれど、出てよかった……。保健所とは別みたいだけど、自宅療養者へ体調管理などを担っているみたい。MyHER-SYSの入力項目を見ながら看護師さんが話をしてくれる。つまらない質問でもちゃんと答えてくれました。

ちなみに、「なんで熱が上がるのか分からないんです」というよく分からない質問にも真摯に答えてくれました。

動いていても寝ていても熱が上がるんだもの……。どうしたら熱が治まるのか、ただ本当に知りたかったのです。

この日の最高熱は37.4。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ