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文化祭まであと少し

「柊くんこれは?」

「また備品の貸出か。在庫確認してから、この用紙にクラスと受取人の名前記入してもらって」

「はーい」



 一つが終わればまた一つ。

 終わりが見えない作業。



「柊先輩、業者に頼んでいる鉄板が届いてないそうです」

「なんで鉄板?」

「1年の屋台です」

「それ僕ら関係ないじゃん。そのクラスの委員は?」

「さっきトイレに」

「帰ってきたら自分で業者に連絡しろって言っといて」

「了解です」



 次々くる質問や確認。たまにくる無茶な要望。

 現在、生徒会が体育館と野外ステージの設営の最終確認を行っているようで、委員会の責任者でもある生徒会長はがおらず、彼に押し付けられる形で僕が仮の責任者となっている。

 文化祭本番まであと2日前。

 授業もなくなり、学校中が常に昼休みのように騒がしい。



「柊くんはそろそろ宣材写真を撮りに行かないとっ」



 同じクラスであり実行委員の三枝さんが時計を指さしながら、普段よりも大きな声を上げる。



 もうそんな時間?

 集中して時間を忘れることはあるが、対応しているだけで消えていく時の流れ。

 意識してしまったことでどっと疲れが押し寄せる。

 でもそうは行ってられない。



「撮ったらすぐ戻ってくるから出来る限りのことはよろしく」

「了解ですー」

「はーい」



 三枝さんを始め気軽に声を掛けられるような友人が増えて、わからないことは後で僕か生徒会長がなんとかする。最低限のことを伝えて視聴覚室を出た。

 この部屋とも今日でお別れ、あとは映像研などが使用する。

 急いで教室に戻り着替えを済ませる。

 髪のセットは岡本さんに任せながら、クラスの不備がないかの確認作業も進める。

 


「うちが柊くんの髪いじるの、彼女さんには内緒ね」

「そんなことで怒る? 文化祭の準備作業なのに」



 それは彼女もわかっていることだろう。



「うちにタオルをわざわざ洗って返してくるような子だよ。怒るに決まってるって」

「その時はちゃんとわかってもらえるように謝るよ」

「本当にお願いね。はい終わり~」

「さんきゅ」



 先に宣材を撮っていた司と入れ替わる。

 印刷されて出てきた司の写真が額縁に入れられ壁に飾られる。

 写真の下には源氏名もつけられて『雅』と書かれている。

 僕が写真を撮るまでの間、ほんの少しの休憩。



「その名前使ってよかったの?」

「本人の許可済み。ちゃんと謝ってるよ」

「大変そうだね」

「人の事言えないだろう」



 僕も完全に任せていたせいで、源氏名は夏菜の夏の部分だけを取られた。

 特に不満はないし夏だけならということで考えないことにした。



「柊くん、その暗幕を背景にして撮るからこっちに来て」

「あい」



 言われるまま動く。

 その方が時間のロスもなくすぐに終わる。

 たった数分。

 これだけのために視聴覚室を往復することになる。

 クラス側は纏めて撮ったほうが楽だということには理解出来る。



「じゃ、僕は戻るよ」

「お疲れ様、柊くん」

「うん、また何かあったら呼んで」



 クラスの女子、ホストクラブの関係者とは必要になって連絡先を交換している。

 父親と司に神楽先輩。

 市ノ瀬一家だけだった名前に女子ばかりの名前が並ぶ。

 僕の携帯じゃないみたいだ。


 手早く着替え、髪型はそのままに。

 プラネタリウム側はほぼ完成しており部屋は真っ二つに、ややホスト側が広い。後ろで流れる音楽は共通でどちらにも合うような曲をチョイスした。

 あとは飾り付けや廊下に看板などをセットするだけとなっている。

 結構遅れがちなのは僕らの方。


 未成年で実情をネットの知識などを調べながらやっていたりしたので、どうしてもプラネタリウム側よりも遅れが出た。本物ホストクラブを参考にするために入店するわけにもいかない。

 女子同士で何度も言い合いになりそうになりながら、僕が仲裁に入ったりもしたけれど。

 それはもう過去の話。

 遅れた分、内装はしっかりと丁寧に作られてソファのようなものはないけれど椅子を並べて固定してクッションと大きな布で形作っている。

 残りは僕がいなくてもなんとかなるレベル。

 軽食もクラスに近いところから提携先を確保出来たし。


 廊下も人や物で溢れて思うように歩けず、往復だけでそれなりの時間を要した。



「ごめん問題なかった?」

「あ、えっと……柊くん?」

「なんで疑問系」



 まるで初対面のような反応。



「驚いた、柊くん雰囲気全然違う」

「そいえば三枝さんは見てなかったね」



 同じクラスでも出すものが違う。

 進捗は報告しあっているのでわかっているが詳細は不明なところもある。

 そんなに違うだろうか。

 髪型で印象は変わるけど、態度はいつもの僕。



「で、問題はなかった?」

「そうだった。胸につける番号プレートが遅れ気味かな」

「空いた時間にコツコツと作ってただけだからなぁ」

「予想よりも参加者が多くて、ちょっと待って貰ってる状態なんだよね」



 予算的に全校生徒分は作らず、参加したい人だけが生徒会及び委員会に申請をしてプレートを貰うという流れ。

 当日までに相手の番号をみつけて二人で生徒会室に来てもらい、二人の番号を確認後スタンプラリーの参加が認められ引き換え券を渡される。当日の中庭でスタンプを押す用紙と交換する手筈になっている。

 全部のスタンプを押すと先着順で有名洋菓子店の焼き菓子のセットが貰える。



「急いで作らなきゃな……」



 ちょっと宿題みたいになって嫌だけど、番号を割り振って作ってもらうか。

 その場で書いて渡していたが、三枝さんが言うように参加者が多いことで対応に手間取っていた。なので余ってもいいから先に作っていたのに間に合っていない。

 青春と恋愛は切っても切れない関係にあるらしい。



「他に問題は?」

「野外ステージの屋根ですかね」

「?」

「手違いで屋根が作られてなかったそうです。雨降った時どうしようかって話になってます」

「生徒会の問題じゃない? なんでこっちに話が振られてるの?」

「私に聞かれても」

「それもそうだ」



 三枝さんは困ったように笑う。

 学校では夏菜と過ごすよりも三枝さんや岡本さんと過ごすことが増えている。

 今までなかった関係性だけれど、同じ目標をもって行動しているからか、距離感はそれなりに近い。



「ブルーシートでも近くに置いておくしかなさそうだけど」

「じゃそう伝えておくね?」

「よろしく」



 ※



 翌日。

 準備期間の最終日。

 普段の学校の風景とは乖離され非日常が染み出している。

 喧騒は鳴り止む気配はなく、さらに増しているような気さえする。

 地味な色合いの廊下は様々な飾りで彩られ、楽しそうに歩いては会話をする生徒たちも一役買っている。

 浮かれた雰囲気とは真逆に僕はまだ仕事中。

 彼らも準備という仕事は残っているのだろうが、余裕のある表情。

 凝りすぎてギリギリまで作業をしているクラスもあったのだが、あれはあれで楽しそうにも僕の目には映る。

 あーでもないこーでもないと話し合いをしている姿は青春の1頁。

 遊園地にあるような回るコーヒーカップを作っているクラスには驚かされた。見た目はゴツさの塊だけれど、機能的には全く同じ。

 教室で作られてそれは規模としては小さいものだけれど、それを作り上げることに素直に関心した。


 学校中を歩き回っていれば夏菜にも当たる。

 彼女の両手にビニール袋、買い出しの帰りということがわかる。

 男子二人を引き連れて廊下を歩いていた。普段見かけない光景に興味が湧き後をつける。

 尾行みたいというかそのものなのだけれど、遊び心にわくわくしている自分がいる。


 どのみち夏菜のクラスに用事があって向かっている最中。だから彼女に遭遇するのは当然の結果ともいえた。

 出し物と申請した書類と合致しているのかという最終確認。

 くじ引きによる結果、その係になっただけ。最近、不運続きだと思う。

 やらなければいけない仕事ではある。話によれば何年前かの文化祭、どこかのクラスが提出した書類と全く違う出し物をしていて、そのクラスは中止になったこともあるそうだ。



「市ノ瀬さん、やっぱり俺が持つよ」



 髪を明るく染めて綺麗に整えた男子が夏菜に声を掛けた。



「結構です」



 袋がパンパンになっていて、透けて見える荷物の中はドリンク類。

 男子たちももちろん荷物はそれぞれ持っているのだが、小柄な女子が重そうな荷物を持っているというのは男して見過ごせないものがある。

 と、勝手に男子たちに関心を寄せる。

 ただここまで来て今更という感じ。

 彼の口から何度目かのやりとりと予想出来るが、その度に夏菜が断っているのもわかる。


 僕だったら勝手に奪って歩いてそう。

 自分のクラスで買い出しの手が足りず同行したこともあるのだけれど、女子の手から荷物を奪って歩き出すと驚かれたことを思い出した。



「何でそんなに頑なわけ?」



 もう一人の男子が問いかけるが答えは帰ってこない。

 その態度に少しだけ不安を覚える。

 ナンパされている時も似たような態度で、気にした様子もなく歩みを止めない。

 遊び心で尾行を始めたけれど正解だったかも。



「市ノ瀬さんって見た目いいんだから、もう少し愛想よく出来ない?」

「善処します」



 一応あれで実際に譲歩している。

 面倒くさいと顔に出ているけれど、返事をしているだけマシ。



「態度も刺々しいっていうか、彼氏に愛想つかされない?」

「はぁ」



 ため息にも似た返答。

 何の関係があるのかと言いたそうである。



「心配してあげてるのに」

「どうも」



 一見表情を変えない彼女に対して、仲の良さそうな男子二人組。

 少し気が大きくなっている。



「ワンチャン俺らも市ノ瀬さんと仲良くなれないかなって思ったけど」

「本当のことだとしても本人の前でそう言うなって」



 あまり失礼なことを言い出すのであれば、見守るのやめて止めに入ろうと決める。

 まだ粋がった子供ような態度。

 もう少し見守る。



「彼氏さん、身体が目的なんじゃね?」

「言えてる」



 ちょっとゲスになってきた。

 高校生男子らしい話ではある。教室で似たような話をしている男子は見かける。

 ま、僕のことで何を言われても何とも思わないからいいんだけど。そう思われても仕方ないことを彼女に残していたのも事実。

 付き合わせている夏菜に申し訳なく思うが、けれど、そう思わないのが一人。



「なんて言いました?」

「え?」

「どうしたの急に?」



 夏菜の眠そうな目は鋭く釣り上がり、眉間に皺が寄っている。

 明らかに不機嫌を通り越して怒気を孕む。

 誰が見てもわかるその態度に、初めて見る彼女のキレた表情。

 僕に怒ることもあるけれど冗談交じりだった。



「何って心配してるんだよ、市ノ瀬さんがちゃんと男と交際できてるのかって」

「遊ばれてることに気づいたほうがいいんじゃない。市ノ瀬さんが何も言わないことをいいことに好きなようにされてるんじゃない」

「余計なお世話、それに彼はそんな人じゃない」



 頭痛がするように顔をしかめながら片目を閉じ、考える時は唇に当てていた指を自分のこめかみを突く。

 イライラしたままもう片方の瞳で相手を睨みつける。



「ま、僕は童貞のままなんだけどねぇ」

「先輩?」



 そっと夏菜の後ろに立ち、力の篭っている腕を掴む。

 荷物ごと相手にぶつけそうな気配があった。

 僕の発言に呆然とした彼女と男子二人組。夏菜はどちらかという僕に気づいてなくて驚いただけのようにも見える。

 あの場に入ればその事実を知っている。だからこの二人は見ていなかったのだろう。



「あんまり人の彼女を誂わないであげてね」

「え、あ? 誰?」



 ネクタイの色で年上だというのはわかるだろうけれど。

 話に出ていた本人だとは思われていない。



「誰って、一応? 夏菜の彼氏?」

「なんで私に聞くんですか。この場では『はい』としか答えませんよ」



 聞くのがそもそも間違っていたようだ。



「え? 市ノ瀬さんの彼氏ってこんなんだっけ?」

「地味って聞いてたけど」



 地味。

 飾り気は確かにない。

 夏菜のように素材をそのまま出しても目立つタイプではない。



「先輩、髪型ですよ」

「あぁ」



 クラスで誰? って、今のように何度も聞かれてしまうから今日はずっと彼女が作った髪型をベースに、普段から楽に出来るようにアレンジしてセットしていたのを忘れていた。

 当日もずっとそのような事を聞かれて時間を失いたくない。

 朝に掛かる時間と天秤にかけても、何度も説明するほうが面倒。



「というか私、聞いてないですよ。その髪型でいるの」

「言ってなかったっけ?」



 そっちに今度は怒るんだ……。

 履歴には残ってないな。

 だとすれば話していない。



「ごめん?」

「先輩のことですから意図はあるんでしょうけど」

「理解が早くて助かる」



 置いてけぼりになる男子二人。

 忘れているわけではない。彼らを救った立場になるのだろうか。



「悪いけど、夏菜は預かるからこれ」



 彼女の握っていたビニール袋を男子渡す。



「じゃそういうことで」



 手を振って追い払う。

 廊下の先。

 1年A組に消えていくのを見届けてから、廊下の荷物の置かれていない空いたスペースに座る。



「普通に座ると汚れるから、膝に座る?」

「はい」



 僕の胸を背もたれに。

 ちょっと注目を浴びてしまうが、構わない。

 彼女の機嫌を直すのが先決。



「イライラ落ち着いた?」

「まだです」



 僕の両腕を掴み、自分の身体に抱きつかせるように誘導する。

 抱き合う事自体に嫌悪感はない。

 まだ試してはいないが、抱き合う体勢かそれとも衣服の関係か。そのどちらという予想は付いている。

 お願いしないのはお願い出来ないから。

 恋人未満で出来ることは克服してきた。でもこっから先は恋人がすることとして、僕は何もお願いをしない。



「虫除けの効果上がるかな?」

「どうでしょう。しつこい虫はしつこいですからね」



 彼女が満足するまで体勢を維持し続ける。

 不思議と高鳴る鼓動に、悪くないなって気持ち。

 僕も任されている仕事ばかりやっていて疲れた心が癒やされるのも感じる。



「何も聞かないんですね?」

「まぁ、わかってるから」



 怒った理由が。

 立場が逆なら僕も怒る。



「そうですか」

「一つだけ聞くなら殴ろうとしたよね」

「いえ。潰そうとしただけです」



 もっと物騒な発言が飛び出してきた。

 あの二人組には感謝して欲しい。

 体感で10分ぐらいが経ち、機嫌が直ったのか僕の膝から降りて立ち上がる。



「すみません」

「ん?」

「忙しいのに面倒を掛けてしまって」

「あぁそんなこと? 前に夏菜が言ったよね。お互い支え合っていこうって」

「はい」



 困ってはなさそうだけど。



「停学ぐらいにはなってそうだし」

「確かにそうかもしれませんね」



 くすくすと笑う。

 表情も元通り。

 良かった。



「それで先輩はどうしてここに?」

「夏菜のクラスに用があったんだよ」

「私ではなくて?」

「その聞き方はずるいな」

「すみません。意図的です」

「知ってる」



 夏菜を連れて彼女のクラスへ。

 あの二人組の姿も見えるが気まずそうに端っこに。



「代表は?」



 視聴覚室で会ったことのある顔を思い浮かべながら探すが見当たらない。

 どちらか片方は僕と同じように動いていても、もう一人は絶対にいる筈なのだけれど。



「あ、お疲れ様です柊先輩」



 どこかに出歩いていたのか、扉が開き可愛らしい声が聞こえる。

 女子のほうが残っていたらしい。



「視察に来たよ」

「はい。お待ちしておりました」

「男子の委員は?」

「部活の方が忙しそうなのでそちらへ」



 運動部は参加しないが、事情がなければ文化部は基本的に参加する。

 名前は憶えてないけれど、大人しそうな男子。文化部と言われれば納得。


 先導してもらい説明を受ける。

 僕らのクラスは黒を基調として赤や金色で飾られているが、病院がモチーフになっているため真逆の白。

 机を4つ程ならべてテーブルクロスが敷かれている。

 その簡易テーブルの上、おもちゃの注射器があり中身が白と赤。



「なにこれ?」

「ケチャップとマヨネーズですね」



 アルコールの染みた綿球が入ってそうな容器も置かれて、紙ナプキンが入っている。

 メニュー表はカルテをモチーフにしている。

 レントゲン2400円。

 なにこれたっか……。



「結構凝ってるね」

「でしょ?」

「あとは衣装見せてもらえる?」

「はーい」



 と、いつの間にか消えていた夏菜が出てきた。

 ナースと言われればナース。

 頭のキャップに十字のようなマークで想像は出来る。

 衣装も含めてフリルがあしらえたデザインでナースとメイド半々のような。黒い布地を使っているからそう見えるのかもしれない。

 胸元は開かれていて強調しているわけではないが、谷間も見える。

 普段履いているパンストは脱ぎ捨てて、腿までの長さの物に履き替えてガーターベルトで留めている。

 


「夏菜」

「はい?」

「ちょっとエロい」



 背を向けられた。

 確認しないといけないんだけど。



「柊先輩ってもしかして噂の市ノ瀬さんの彼氏さん?」

「噂はどうかしらないけど、多分そう?」

「だから私に聞かないでください」



 まだこちらを向いてはくれていない。

 深呼吸の音が聞こえる。



「市ノ瀬さん彼氏さんの前だと本当に女の子だね」

「そう」



 気のない返事をしながら、ようやくこちらを向いてくれた。



「うん、結構親しみやすいかも」



 良い傾向かもしれない。

 このまま友達が増えればいい。



「そういえば麗奈ちゃんは?」

「麗奈であれば衣装の調整をやっていると思います」

「キャストなんだ」

「いえ、裁縫しているという意味で」

「あの子も案外器用なんだね」



 見た目が派手だから苦手そうに見える。

 弟の世話とかやっているあたり家庭的なのかも。

 夏菜がむっとした表情を見せてきた。



「私もこれ自分でやりました」



 褒める代わりに頭を撫でておいた。

 夏菜に出来ないことのほうが少ない。知らないことでも数時間でマスターしてみせるような子。



「それじゃ、僕もそろそろ帰ろうかな」



 結構、夏菜で遊べた。

 二日目は空き時間を見つけて客として世話されよう。

 そう決めて教室を出た。

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