ぼくのたからばこ
ぼくのたからばこは
たからものがいっぱいはいってるから
たからばこ
きょうはなにをいれようかなって
みちをあるきながらさがすんだ
きのうはようちえんにいくときみつけた
キラキラこいし
そのまえはおかあさんがくれたイヤリングのかたっぽ
そのまえはおもいだせないけど、
いっぱいいっぱい たからばこにつまってる
おばあちゃんにみせたらキレイだねってわらってくれた
きれいなアメのふくろ
いちごのジャムのちいさなビン
へびのぬけがら
とかげのしっぽ
小さなはっぱになってたうんちはかわいくて
でもやめてっておかあさんにとめられた
あとはキラキラしてるからこっそりしまった
ごはんにでてきたうみぶどうは
ねておきたら カサカサになっちゃった
たからばこは まほうのはこ
いくつかカサカサになっちゃったけど
このなかに いれたことはずっとわすれない
おとなになってもわすれない
だからこれは
ぼくのだいじな たからばこ
大人になった今、覚えてますか?
わたしの宝箱の思い出は、
絡まって取れなくなったおもちゃのネックレス。
お年玉袋は中身よりも素敵な袋でくれる方が嬉しくて、中身は親に渡して袋だけ大切に取ってました。
そんな思い出、みなさんにもありますか?




