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待っている  作者: 池田瑛
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帰り道

 乗客は少なく、座ることができ、携帯を開く。


 徹にメールを送っておこう。麻雀をしているから、きっと返事は帰ってこないだろうけど。


 「麻雀の調子はどう?私はバイトが見つかって、玲子と飲んで帰るところだよ」とメールを打ち目を閉じる。


 頭がぼぉっとしており、アルコールが体中に巡っている。地下鉄の座席には、暖房装置が組み込まれており、座席からお尻へ熱が伝わってきて気持ちがいい。このまま寝てしまいたいと、うとうとしている間に駅に着いた。


 駅から自宅までの道のりは寒い。地下道が家の目と鼻の先まで伸びているから外を歩く距離は少ないけれど、短時間でも寒いものは寒いから小走り。顔の皮膚が寒さでぴりぴりと痛い。

 お酒を飲んだからか、喉も乾いてきたから、マンションの一階にあるコンビニで暖かいレモン入り蜂蜜を買って、自宅に戻る。

 

 エレベーターで自宅に戻ると、自宅の中は暖かかった。光熱費を節約したいから暖房を付けないのだけれど、隣上下のマンションの住人が暖房を付けるとその熱が伝わり、私の部屋も暖かくなる。


 実家の田舎のように近所の人達と顔見知りで、困ったときは助け合うという温かさは、この大都会札幌にはないのだけれど、隣上下の住民の暖房の暖かさは十分に伝わる。隣上下の住人もおそらくすべて学生で、このマンションに住んでいるのだから、親の実家は別の所にあるのだろう。帰省シーズン、とくに正月なんかにこのマンションに残っていると、暖房を付けないとかなり寒くなる。

その時は、隣人のありがたみをしみじみと感じる。


 家に帰ってすぐに化粧を落としてシャワーを浴びた。髪をドライヤーで乾かしてベットによこになると、すぐに意識が途切れた。


久々の投稿です。筆者は、日本に戻って参りました。初めての東京勤務、慣れないながらがんばっています。

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