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木の棒の裏話  作者: 木の棒
第1章 伝説の木の棒 前編
5/49

第4話 悲しい物語

 武器強化システム。


 またの名を裏の集金システム。



 私は嘆きました。

 どうしてこうなのかと。



 R〇では、強化に失敗すると、武器そのものが消滅しました。


 AI〇Nでは、武器こそ消滅しなかったのですが、レベルが上がる度に新しい武器を求めて彷徨い、手に入れたと思ったらまた強化。

 やっと至高の1品を作ったと思ったら、魔石セッティングで複数武器確保。

 おまけに裏につけるPVP武器のためにAP溜める作業。


 私の心は削れていきました。



 私は武器が成長すればいいのにと思いました。


 たった1つだけの武器。

 でもその武器が成長していって…いろんな顔を見せてくれる。


 そして閃いたのです…これだ!


 武器だよ!武器!


 武器を主人公にしよう!!!




 これが伝説の木の棒の第1歩となりました。




 さて武器を主人公にすると決めた時…どんな武器にしようかと悩みました。



 いろんな武器を考えましたが…ある悲しい物語を思い出したのです。




 そこにいる冒険者達は、みんな勇者を待っていました。

 世界は魔王に脅かされています。


 そんな時…冒険者達の中である噂が広まりました。


 酒場にいると勇者がご指名してくれる。



 冒険者達は我先にと、その酒場へ向かいました。




 その冒険者は勇者に選ばれました。

 冒険者は喜びました。

 自分は世界を救う英雄になれると。



 勇者は冒険者と一緒に、一番近くのお店に向かいます。

 きっと自分の装備を買ってくれるんだろうと思っていました。



 勇者は、冒険者が持っている棒を自分に渡せと言ってきました。

 冒険者は疑うこともなく、勇者に棒を渡します。

 勇者はその棒をお店に売った後、冒険者と別れ、すぐにまた別の冒険者と一緒にお店に向かっていきました。




 この悲しい物語を思い出した時…あれ?棒じゃなくて布きれだったか?と記憶が曖昧でしたが、それはどうでもよいことでした。



 あの悲しい棒を…主人公にしよう。


 素敵な棒を描こう。


 みんなが笑顔になれるような、そんな物語になるはずだ!



 私の妄想は次から次へと溢れてきました。


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