第17話 私も牙を砥ぐ!
こんにちは、木の棒です。
みなさん知っていますか?
いま牙を砥いでいる1人の狂犬います。
いいです、すごくいいです。
もう私の心を鷲掴みです。
狂犬様のことを想うだけで、私の心も研ぎ澄まされるような気がします。錯覚ですが。
狂犬様は龍神を倒すため、そして愛しの泥沼さんを想い、日々悶々と頑張っています。
しかし、これほどまでに牙を砥いでも、まだまだ泥沼さんには追いつけないのでしょう。
泥沼さんは確か2歳の時に魔法を使い始めたはずです。
3歳の頃にはロリ先生を師匠に迎え魔術を習い、さらに二股親父から剣術を習っていました。
二股親父から習った剣術は上達しなかったとはいえ、泥沼さんの基礎体力や剣士相手の基礎となったはずです。
5歳で水性級。さらに7歳からは、お尻マッスル姉さんに剣術を教わりながら、独自の研究で基礎魔術訓練を続けては、ロリ教の女神像を作ったわけです。
この基礎魔術訓練、魔術というよりも「魔力操作訓練」として泥沼さんの力をかなり押し上げているんだと思います。
泥沼さんの最もチートは何かと言われれば、それはやはり「幼い頃から努力の質が大人並みである」でしょう。
普通、2、3歳の幼児が何か習い事をしても、お遊びで終わります。感性は養われるとしても。
泥沼さんの魂は、床と壁の覇王に上り詰めた魂です。新たな魔術や剣術の感性を養うだけではなく、考える力によって努力の質がとんでもないことになったはずです。
努力の質。
とても大事なことです。
同じだけの時間を、同じだけ注ぎ込んだとしても差がでます。
どのように努力するか、どのように頑張るか。
その差は大きいです。そしてこの差を生むのはいつだって「出会い」だと思います。
狂犬様が泥沼と出会ったのが9歳の時のはずです。
転移するまでの3年間、お尻マッスル姉さんに剣術を教わっていたとはいえ、まだまだ貴族のお嬢様として「必死」という思いはなかったでしょう。
泥沼さんに好意を寄せて、良く見られたいと思い剣術にさらに打ち込むようになっても「生きるか死ぬか」ということではなかったはず。
転移してからが、狂犬様の「本気」が始まるのです。
その中で、狂犬様は常に劣等感を感じていたはずです。
そして今も自分の中の弱さを嘆き、牙を砥いでいるのです!
狂犬様の剣の聖地での修業はまだたった3年です。
狂犬様の出会いは、泥沼さんに劣っていません。
お尻マッスル姉さん → 子供好きおじさん → 変なおじさん
必要とする時間はまだまだ足りてないでしょう。
でも愛しの泥沼さんとの距離を縮めるために、狂犬様はきょうき(狂気、強気)を纏って突き進むのです!
さて、狂犬様への想いを叫んだところで、伝説の木の棒です。
実は、全部書き直しています。
「思い切って変更してみた!」なんて裏話で書いて、自分を納得させようと思っていたのですが、やはり書き終えてみて「これは絶対違う」と感じました。
書いた話が絶対ダメとは思いませんが、なんていうか……せっかくのファンタジーの世界なのにすごく安っぽくなってしまったのです。
それは書いた話がダメなのではなく、伝説の木の棒を書きやすくするために、強引に設定を追加したことがダメだったんだと思います。
追加した設定で物語を書くなら、それはそれで独立した話として書くべきでした。
全部書き直しているとはいえ、書いたストーリーを無しにしたわけではありません。
ただ、以前に書いた文章をコピペで張り付けるのは、ほとんどしていません。
まったくしていないとはいいませんが、その場合にはちゃんと前後の文章と合うか読んで修正しています。
書き始めたばかりだからなのか、書く文章の雰囲気や受ける印象が、日によって、または場面によって変わっているのです。
仕方ないことだと思います。素人なのですから。
だからこそ、1つの物語を修正しながら仕上げるなら、過去に書いた文章をそのまま持ってくるのはNGだと思いました。
できるだけ、以前に書いた文を読んでストーリーの筋を思い浮かべるだけにして、新たにその場で文章を作るようにしています。
書き直したものは、いま33ページの31,700文字ってところです。
北欧神話に関しても本を買って勉強し直しました。
なんとなくで書いていた部分も多かったものですから。
ボツにした伝説の木の棒の追加設定にあたる序章を、この後に投稿したいと思います。
42文字×34行を1ページとした見やすさで書いているので、改行とか見難い場所があるかもしれませんが、ご興味あれば読んでみてください。




