第3話 乗っかった
伝説の木の棒の世界設定は「ユグドラシル」です。
神話に登場する世界樹ってやつですね。
世界樹を聖樹王として、上中下の3つの世界という大きな括りで構成しました。
本当のユグドラシルは9つの世界があります。
ちなみに、アーシュが主人公につけた名前「ルシラ」は、ユグドラシルを反対から3文字取りました。
後編はかなり神話に乗っかってしまいました。
ちょっと乗っかり過ぎたと反省しております。
特に“一の時”から生きるなんて言葉で表現した、オーディン、アマテラス、サタン(ルシファー)、フェンリル、アルフ王。
圧倒的な力を持つという、ご都合主義を展開出来てしまう彼らに乗っかって、話を急展開させてしまったな~っと。
苦しみ迷っていた頃に、早く話を展開させたいと思ってしまったことも理由の1つです。
オーク討伐戦の後に、禁断の果実を泉に戻しにいく辺りなんて、当初はもっといろいろ話を書くつもりだったのですが、苦しさのあまり結末へ一直線に行ってしまいました。
初めて書く物語だったので、“自分が分かりやすく”書いていきました。
読んで下さった方達にとって、それが良かったのか、悪かったのか、人それぞれだと思いますが、楽しんで頂けたら幸いです。
振り返ると、やっぱり伝説の木の棒完全版!みたいに改稿してみたいと思ってしまいますね。




