第16話 下心
「隊長大変です!シルニアラードの巣から発生したオンロ光体に異変が見られます!」
「な、なんだと!すぐに偵察部隊アマラハードを投入して状況を探れ!クロバオード閣下に私は報告してくる!」
「隊長、ブロオーク伯爵から通信が入っていますが…」
「く…「アリバガの蛇」がこんな時に…通信を回せ」
「やぁ、クロモ隊長…オンロ光体に異変があったそうだね?」
「ど、どうしてそれを!」
「忘れたのかい?私には「ミリアード」があることを」
「く…た、確かにさきほど、シルニアラードの巣から発生したオンロ光体に異変が発生しております。偵察部隊アマラハードを投入して現状を把握しております。」
「ふむ…「12神獣」を貸そうか?」
「え?! あの「12神獣」をですか?!」
12神獣とは黒鼠、大牛、白虎、風兎、龍、蛇女、馬男、角羊、猿王、狂鶏、聖犬、牙猪である。
「ですが、プラントリュート伯爵がなんというか」
「気にするな、それはシルドン子爵が何とかしてくれる、トリス侯爵もいるしな。」
「カルマ将軍はどうするのですか?」
「……最悪の事態となれば、あのお方にご登場願うことになるな」
「ま、まさか!」
いきなり何の話だ!と思いましたよね?
実は次回作で一番盛り上がる場面を書いていたら、裏話で先に見せちゃおうと思って書いちゃいました。
んなアホな。
さて、上の文章ですが情報が溢れていますね。
もし、あの溢れる情報の数々が…全て初見だとしたら…これはもう大変です。
情報は少なくシンプルに書く。
大事なことなのですが、
実はシンプルに書く、ではなく、私はシンプルにしか書けないのです。
1行当たりの文字数
1話当たりの文字数
物事を表現する言葉達
その世界でのみ使われる言葉
登場人物の数
上記以外にもいろいろありますが、とりあえず上に書いた部分を指摘されて、今の伝説の木の棒より4倍近くそれを増やす方向で、伝説の木の棒を書け!と言われたとします。
例え、1年時間をもらっても、書いた作品はまったく面白くないと自信を持って言えます。
情報量を多く、複雑に書く。
これは悪いことではありません。
プロなら、こっちを目指すはずです。
情報量を多くはいいとして、「複雑」の定義や、好き嫌いはあるので、そっちはちょっと違うかもしれませんけどね。
お金を払って買った本は、「お金」という対価を払っているので、読み側もちょっと頑張って読んでくれます。
だってお金払ったんだもん。
なので、その本で知らない言葉や、造語が出てきても理解しようとします。
でも、なろうの小説は無料です。
そして気軽に読みたいのです。
情報量が多くても、複雑でもいいのですが、私は最初はなるべくシンプルにがいいと思います。
徐々にそれらを増やしていきましょう。
ここでみなさんに報告があります。
私の下心が成就しました。
心の師匠のお気に入り小説に伝説の木の棒ありました!!!!
焦るな…焦るな私。
ゆっくりと…着実に…師匠に近づいていくのだ。
ちなみに、心の師匠の小説は、情報量と複雑が素晴らしいほどに、徐々に増えていきます。




