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木の棒の裏話  作者: 木の棒
第1章 伝説の木の棒 前編
16/49

第15話 叡智

 今回は「オリジナル」について考えてみようと思います。



 オリジナル…オリジナリティーとも言います。



 ここでちょっと「オリジナリティー」って10回言って下さい。










 ちょっとだけHな気分になりません?




 さて「オリジナル」です。



 結論からいうと、あり得ません。



 少なくとも、私の中にそんなものはない!です。



 1から100を作ることは出来ても


 0から1を創ることは、本当の天才が時代と幸運に祝福された時だけ起こる奇跡です。



 伝説の木の棒を考えた時、書いている時、過去に自分が読んで、見て、聞いて、妄想した様々なことが私の中を駆け巡ります。


 駆け巡ってくれる知識は人によって様々です。



 私は、脳内がピンク1色で統一されているので、その邪念で全てが埋まり、他の邪念が入ってこれず、思考がスムーズに出来て考えがまとまりやすい、というチートスキルで若干有利かもしれません。




 「オリジナル」はあり得ないけど、「自分なりに考えた」は存在するのです。


 そこに、脈々と受け継がれた叡智があるのです。


 貴方の中にもきっと叡智があります。




 小説、漫画、アニメ等において「オリジナル」と言ってもいいと私達が思える神ですら、その神からしたら、「オリジナル」と言えるのは貴方だけという神がいて、またその神ですら…。


 考えたらキリがないです。


 どこまでいっても…どれだけいっても…神には会えないのです。




 これは私のオリジナルです、と言える人は本当に限られた人だけです。


 私が「オリジナル」と聞いて真っ先に思い浮かぶ言葉があります。


 朝の丘に雪が積もり、その路を進めば、巨大なる泉で水浴びする天使を見て彼はいいました。



 ボインと。



 私はこの言葉が創られたことを、神に感謝しました。












 悪意を持って叡智を使うことだけは、ダメです。


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