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エピローグ 『アルゼンという街』

このお話の舞台になった、ある意味隠れた主役であった異世界タウン『アルゼン』のお話です。とても短いですが(笑)


完結後にも感想や評価を入れてくださる方が何人も。ありがとうございます。

また、完結した後のお話を『あねおれファンディスク!~姉とおれのまだまだ続く楽しい異世界生活~』という作品で書いています。

もしよければそちらも読んでみてください。

 あるところにアルゼンという街がありました。


 そこは新米冒険者の集まる街としてそこそこには知られていましたが、ただそれだけの普通の街でした。


 ですが、ある日どこからか不思議な姉弟がやってきてから街に変化が起こりました。


 その姉弟は様々な騒動を起こしましたが、そのおかげか、街に笑い声が絶えなくなりました。


 ある時、その姉弟が結婚式を挙げました。


 この時代、姉弟婚は禁止されてはいませんがあまり一般的ではなく、奇異な目で見られることも多かったそうです。


 しかし、この姉弟はみなに愛されており、多くの住民から祝福されました。


 それ以来、その噂を聞いた姉弟と同じ想いを持つ者たちがアルゼンを訪れ、暮らすようになりました。


 それだけでなく、身分違いの恋から駆け落ちした恋人たちや年齢差のある夫婦など、愛ゆえに肩身の狭い思いをする者たちも集まるようになりました。


 その姉弟に関わったせいで変わった性格の人に慣れていたアルゼンの住民たちは、そんな者たちも暖かく迎え入れました。


 いつしかアルゼンは『大陸で最も優しく愛情深い街』と呼ばれるようになり、平和で活気溢れる素晴らしい都市へと成長していきました。


 そのきっかけは、とても仲睦まじい二人の姉弟だったというお話。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

ご意見、ご感想ありましたらよろしくお願いいたします。

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