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最強薬師は絶対誰にも恋しない  作者: 菁 犬兎
第1章カスバール宮廷
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閑話 *最強の魔術師デズロ・マスカーシャの事情

「しかし、絶妙なタイミングでリディから連絡がきたな?」


こんにちわ!

え?お前は誰だって?

僕はデズロ・マスカーシャ!


今サウジスカルからカスバールに僕の友人と遊びに来てるんだよ?因みに今何してるかって?


「グギャアアアアアアアア!!」


「エルハド〜平然と会話しながらイキイキと魔物を斬り倒して行く姿が違和感でしかないからさぁ。どちらかにしよ?戦うか話をするか、どちらかにしよ?」


僕達の進路に魔物が次々に現れるからぁ、それを僕の友人と倒しながら進んでるんだけど、エルハドそのものが化け物だから〜。魔物もビックリしてると思うよ?


「デズロ。私は久々の戦闘でワクワクしている! まだまだイケる! どんどん進もう!!」


いやいや。ワクワクしないでよ。

僕は疲れるよ。君疲れないの?

何処から湧いてくるんだろ、その無限大の体力。


「あ、やっと魔物がいなくなったね? あーあ服も汚れちゃった〜。これじゃ宮廷につく頃には酷い姿になりそうだよねぇ〜。ちょっと洗い流そうかな」


「そうか?そこまで汚れてないと思うが?」


君ね。一応僕達が今から会いに行くのカスバールの皇帝陛下なんだけど? お前も元皇帝だけどね? あ、そうそう! この人エルハド? 実はサウジスカルの前の皇様なんだ!


え?そんな偉い人がなんでこんな所で魔物と戯れてるかって? それはね、暇そうだったから僕が連れて来た!てへ!


「リディ驚くだろうね? サウジスカルにいると思っていた人物が急に目の前に現れたら。ふふふ!」


「・・・・お前は相変わらず意地が悪いな? 何故連絡が来た時、教えてやらなかったんだ?実は既にカスバールに入国していると」


えー?えー?それはぁ?


「その方が面白いから!!」


「そうだと思ったがな!!」


実は僕達、今回はリディじゃなくてメリルって子に用があって来たんだよね。先日リディからその子を保護してるって連絡が来て、関係確認を求められたからリディには教えてあげたんだぁ。もうとっくに情報を掴んでると思ってたんだけど、ハッキリはしてなかったみたいだね?


メリルは僕の弟、テゼールの娘。

つまり僕の姪っ子なんだよ!会ったことも見た事もないけどね? テゼールに似てないといいなぁ? マリオーネに似るのも・・・微妙だね。あはは!


「かなり面倒な人物みたいだが、手を借りられると思うか?」


「難しいかもね。でも、なんとかしないと・・・多分メリルにしかベロニカを元に戻せない」


実は今回メリルにしか治療出来ない人物を治すためメリルの力を借りようとしてるんだぁ。

こちらも余りのんびりしてられないからね?

もし、抵抗するようなら・・・。


「嫌がるなら僕の時みたく無理矢理攫っていっちゃお!」


「・・・それは、私に対する嫌味なのか?そうだろう?」


やだなぁ? エルハド卑屈!

そんな事言ってないでしょ?


「あ! やっと見えてきた! もぅ〜エルハドが遊んでるから着くの遅くなっちゃったよ? 戦闘狂いなんだもんなぁ」


「ム!お前だって楽しんでただろうが。私ばかりを責めるな」


はいはい。じゃ、とにかく正面は避けて・・・忍び込もうか?エルハドも、ちゃんと掴まっててね?


「おい。まさか飛んで行くつもりか?」


「そうだよ? エルハド」


「なんだ?」


「ちゃんと、僕の事守ってね?」


ここはカスバール。僕の故郷で僕はこの国から逃げ出した裏切り者なんだから。連れ去ったエルハドがちゃんと責任とってね?


「誰に言っている。お前こそ、私から離れるなよ。姿を消したら探してやらんからな」


「え〜? またまた〜?素直じゃないなぁ?」


さぁ行こう!

僕の姪っ子。メリルに会いにさ!

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