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5、作品をエタらなせないための心得【9か条】~作者編

おかげ様でブクマ9件、評価と感想が(なんとブクマ率からすると驚きの)4件と2件!! つけてくださった方、ありがとうございます。

感謝の気持ちを込めて、エタらずに続きを書こうと思います。

 前回のエッセイ「小説家になろうに初アクセスしたニワカが~」では、なろうのヘビー・ユーザーである相方Nの意見を元に【なろう初心者10か条】(2016年5月のランキング改変後に改定済み)を作成させて頂きましたが、今回は僭越ながらこの私、黒塔真実の独断と偏見のみでまとめさせて頂きました☆


 見当外れだとか、踏み込み方、まとめ方が甘いとかいう意見がありましたら(私を傷つけない程度の優しい言葉を選んで)熱い思いを感想欄にぶつけて頂けたらと思います。(きついことを言われるとエタりますんで……冗談です)



<エタらないための心得【9か条】~作者編>


【1】己の力量を越える長編・大作を書こうとしない。

 

 エタる原因にも書いたが、飽きっぽいとかいう性格も含めて、自分の実力的に書ききれる程度の長さの作品を書くことが重要である。

 私のように処女作でいきなり、完結に40万字(予定)もかかる大作から書き始めるのは非常に危険な行為だ。

 必ず設定やあらすじを書いている段階でたえず自分に問おう。

「本当にこの作品を書ききる根性や情熱、実力が自分にあるのか?」と――


 自分の力量が分からない場合は、最初は完結させてから投稿しやすい短い作品から挑戦して、じょじょに長い話に挑戦するのがいいかもしれない。

 

 単純な物語の長さだけではなく、話を面白くしたくて、どんどん設定を足していき、挙句に収拾つかなくなって、物語をまとめるのが困難になる、ということもよくあることなので、風呂敷の広げ過ぎにも充分気をつけよう。



【2】見切り発車をしない。もしする場合でも、物語の大筋、最低でもラストぐらいは考えておく。


 私は処女作も2作目の長編も一応全体のあらすじを作ってから書き始めた。おかげで内容に詰まってエタることはなかった。物語の主題や大筋を決めておけば、少なくとも先の展開に悩んでエタることはなくなる。


 実際の旅に当てはめて考えてみて欲しい。地図もなく、方位磁石もなく、道筋も決めず、行き当たりばったりで、他人もあてに出来ないとなると、無事に目的地=完結に辿りつくのは相当困難だろう。


 詳細な部分は決めなくてもいいが、物語の本筋や終着点を決めておけば、寄り道したり遠回りしても、元の道に戻ることも容易である。

 人気が出たら話を掘り下げたり、イベント増やして膨らませたり、小ボスや中ボスをどんどん投入して、好きなだけ話を引き伸ばせばいいのだ。

 逆に不人気だったら必要最低限度のエピソードのみ書いて、最短距離でラストへ向かえばいい。

 内容は書きながら考えたい、ということなら、ラストのみでも決めておこう。

 私の作品「乙女ゲームを叩き割れ(「トラウマ乙女ゲームに転生しました」に改題)」はラストのみ決めて中身は行き当たりばったりで書いた作品であるが、完成度はともかく(はっきり言えば過去最悪の出来)無事に完結している。



【3】あらかじめ感想欄の荒らしへの対処方針を決めておく。他人の意見に影響されやすい人は、感想・レビュー欄をあらかじめ閉じておこう。


 万が一感想欄に荒らし感想が来た場合に備えて、感想欄の管理方針についてあらかじめ決めておこう。※番外編(3)に初心者向けに荒らし対策についてまとめました※

 実はこの私も「感想」が原因で現在エタりかけている。

 これはこれまでの三年弱、読者さまに恵まれたおかげで平和ボケして、筆が止まるほどの荒らし感想が来ることを想定せず、心の準備も方針も決めてなかったからだ。 

 たいした感想が来ない作品で食らったわたしは運が悪かったとはいえ……。

 小説家になろうでは、いわゆる厳しめの意見を言う層は、日間の上位作品をターゲットにしているので、人気が出そうな快心の作品を発表する場合は、特にキツイ感想が来ることを想定して、心構えをしておこう。

(ちなみに超上位の作者さまを見ていたところ、荒らし感想をマメに削除して対応していらっしゃって大変だと思いました)

 それ以前の、傷つきやすかったり、他人の意見に左右されやすい性格の人、感想欄が荒れやすいテーマの場合は、最初から感想欄とレビュー欄を受付不可にして閉じておくと安心である。


【4】ブクマ、評価、ポイント数に踊らされない。


 エタる原因にも書いたが、人気があろうと不人気だろうと、多くの書き手が自作のポイントを気にして、その増減に心理的に多大な影響を受けていることだろう。

 まったく気にしないようにする、というのは無理だと思うので、出来るだけポイントに踊らされないために、せめて書き出す前に、以下の心構えをしておこう。


【ポイントの数=物語の完成度や面白さではないことを理解する】

 小説家になろうは、登録されている作品数が膨大なので、まずは自作を読んで貰う機会を得ることが肝心であり、知名度のない作者は、タイトルとあらすじが命である。

 さらに「なろう読者」に好まれる「作品傾向」「展開」というものがあり、これを外しても、まず人気作にはなれない。

 作品が不人気=作品が面白くないということでは決してないことを理解しよう。


【ブクマというものは必ずいつか剥がれるものである】

 どんな大人気作でも、更新のたびに必ずブクマが減るものらしい。減った数より増えている数の方が多いから、見た目でそうと分からないだけなのだ。

 人気作と違って、新規流入者の少ない作品のブクマは、必ずいつか頭打ちになり減り始めるものであり、これはいわば必然、自明の理といえよう。

 ユーザーが退会したってブクマは減るし、長く作品を続けていれば旬が終わって飽きられ、文字数が多いという理由で新規読者の獲得がしにくくなる。「そういうものだ」と理解して、減ってもあまり落胆しないようにしよう。

 

 

【5】更新の間隔を空けすぎない。

 

 学校や会社は長く休めば休むほど、再び、出席や出勤するのがダルくなる

 同じような感覚を私は小説家になろうで連載の更新を空けることよっておぼえた。更新を休めば休むほど、筆が重くなる。(ついでにブクマも剥がれ落ちやすくなる)

 少なくとも読者や自分が、「物語の内容を忘れてしまうぐらい」更新を停止するのは絶対に止めておこう。

 復帰するのに滅茶苦茶エネルギーが必要になるうえ、期間が空けばあくほど更新した時のブクマ剥がれ率が上がるからだ。

 長期更新停止しないように、無理しない範囲で、休み休み、少しづつでもいいから書き続けよう。



【6】新作を次々と始めない。


 その作品へのモチベーションが下がると、つい別の作品=新作が書きたくなる。ここで作品を同時進行できるような器用な人ならいいのだが、大抵は、旧作を停止させ、新作ばかり更新するようになる。

 そしてその新作のモチベーションが下がると、また新しい作品を書きたくなり新作を始める――無限ループの始まりである。

 鉄は熱いうちに打てというから、モチベが上がっているうちに新作を書くこと自体はいいのかもしれないが、せめて旧作にも手が回る程度の数に留めておこう。

 己の力量的に複数連載が無理だと分かっている場合は、今の作品を書き終わるまで、新作は我慢しよう。

 私の場合も長編を同時連載するのは無理だったようで「喪ビッチ」の連載中に「蒼白のレティア」を始めたことが原因で本格的にエタってしまった。もしもあそこで我慢出来ていたら、今頃「喪ビッチ」は完結していたかもしれない。



【7】執筆以外の作業に忙殺(わずらわ)されない。


 たとえば最近リア友がtwitterのアカウントを消したのだが、理由を聞いたら、漫画を描かずにツイばかり見ちゃう、という理由だった。

 友達が描いているのはアニメの同人で、見ているツイもアニメ関係や同人仲間のツイだから創作と関係しているのだが、たしかに描く時間を犠牲にしてまで張りつくものではない。

 そういえば私も昔MMO廃人していた時、レベリングよりチャットにばかりいそしんだ結果、ゲームにインしている時間が同じなのに、チャット嫌いの相方→トップ層、私→雑魚という結果になり、対人戦で相方に一発殴られただけで地面に沈んだことがある。(カンスト同士だったのに)

 情報収集、仲間や読者との交流など、たとえそれが創作に関係していることだとしても、脱線はほどほどにして、執筆時間が大きく削られないようにしよう。

 


【8】2ちゃ○○るなどの大型匿名掲示板を見ない。


 小説ではないのだが、私は以前、自分が描いたweb漫画の感想をうっかり2ちゃ○○るで読んでしまって、即死レベルのショックを受けたことがある。

 大型匿名掲示板の性格上、書きたい放題、悪口レベルの酷評を書かれてしまうことがあるので、鋼の精神を持つ人以外は絶対に覗かないようにしよう。



【9】エタった時は素直に反省してその教訓を次の作品に生かそう。


 頑張ったけどついに限界を迎えて作品をエタらせてしまった場合は、自分がエタった原因を分析して反省し、二度と同じ失敗を繰り返さないようにしよう。

 そうすれば今作はエタっても、次回作は、きっと完結するはず……。

 あと、忘れず、反省の気持ちを読者の人にも伝えて謝罪しておこう。



 ――以上、9か条。

 作品をエタらせたくない書き手の人達に、少しでも参考にしていただけたらと思う。


 

 次回はやや蛇足かもしれないが、好きな作品をエタらせないために、『読み手』として「出来ること」について、書き手としての願いも込めてまとめてみたい。



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