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自由連想のグダグダ、だったはずが私はすっかりこの中に閉じ込められてしまった。
自由な連想はやがて、不自由な文字と文字との間に絡め取られ、身動きが取れなくなる。
それを解放できるのは、読み手である後の人々のみ。文字列から、行間から、私を救いだしてほしい。
そのために殺したのだから、みちるを。
私はみちるのよき理解者だった。支持者だった。彼女を心から愛していた。
彼女だって、私を愛していたはずだ。
「いつだって、あなたの中の哀しみが見える」
彼女の目は、そう語っていた、私に向かう時にはいつでも。
そしてその目の中の輝きは、いつも私と同じように哀しみを湛えていたから。




