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魔剣師の魔剣による魔剣のためのハーレムライフ  作者: 伏(龍)
第4章

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湖上都市レイトーク

「なんだか随分久しぶりな気がするね」

「そうだな。それだけ充実した日々を過ごしているということだろうよ」


 蛍の言葉になるほどと納得する。確かにこの街を出てからまだ1月も経っていないが、その間に俺達が経験したことは地球では考えられないほどに濃密なものだったと思う。


「それにしても、まさか蛍と2人で来ることになるとは思わなかったな」


 『『ガウッ!』』


「おっとゴメン、ゴメン。一狼と二狼も一緒だったね。よろしく頼むよ」


 『『オンッ!』』


 俺達は今、観光都市と言われることもある、湖上都市レイトークの綺麗な街並みを歩いていた。

 メンバーは俺と蛍。そして、一狼と二狼である。


 あ、ちなみに宴会は大成功だった。あの後、まず女性陣を温泉に案内し、ゆっくりと堪能してもらった。女性陣と男性陣が入れ替わった後は、男性陣は露天風呂で二次会状態に突入してしまいなかなかに混沌(カオス)な感じになっていた。

 女性陣は女性陣で庭に椅子を出し、湯上りの身体を冷ましつつガールズトークに花を咲かせていたようだ。


 その後、酔い潰れて帰れない人たちを客間に押し込み、帰路に着いた人たちで護衛が必要そうな人達を狼達と手分けして送り届けて宴会は終了。護衛までする狼たちの女性人気が急上昇していた。


 システィナや刀娘達が立派にホスト役を務めてくれたこともあり、参加者は一人残らず大満足して帰って行ったように思う。温泉、というか湯船に浸かる風呂の信者も大量に獲得出来たようでベイス商会の銭湯計画が稼働すれば集客に一役買ってくれるだろう。


 翌日は、二日酔いで頭を抱える大工さん‘sとトォル辺りの宿泊組をさっさと追い出してから、蛍、システィナ、桜、葵4人全員と一緒にベッドの上で運動に励んだ。葵以外とは数日ぶりということに加えて、宿泊組がいたせいでお預けをくらっていたこともあり【魔精変換】をがっつり使いつつ昼過ぎまで楽しんでしまった。


 その後、全員で温泉で汗を流した後は、システィナと葵は後片付け、桜は狼達の訓練、蛍と俺は訓練をする時間にあてた。


 夕食時にアイテムボックス制作の話を全員に伝え、サンプルを得るために各地の主塔を回るということを話をした。ついでに新撰組のエンブレムについては全員にアイディアを出してくれるようにお願いしておいた。


 で、最近慌ただしく動き回りすぎだったので、塔巡りの為の準備や休息にのんびり2日をあててようやく今日レイトークへと転移して来た訳だ。


 今回蛍と一狼、二狼しか連れてこなかったのも一応理由がある。


 まず、システィナは防具はまだしも武器がない。魔断じゃなくても、最初に買ったアックスハンマーはちゃんと保管してあるし、巨神の大剣を使ってもらうという案もあった。


 だけど、壁を剥ぐだけだから高層に行く予定はないし、システィナも屋敷の管理にもう少しゆっくり時間をかけたいという思いもあったみたいなので魔断が修復されるまではお休み。


 次に桜。桜にはやっぱり気になったので、一応念のために自称勇者のシャフナーと侍祭ステイシアがどうしているのかを調べてもらうことにした。


 自称勇者自体は葵の動きを全く追えていなかったので、どうして自分がのされていたのかを理解出来ていないだろう。


 だが、最後に俺達を睨みつけていた侍祭のあの憎々しげな眼が気になった。正面から来てくれる分にはうちのメンバーなら問題ないと思う。だが、ああいう手合いは得てして訳の分からない事態を引き起こしたりするので、あれから数日経ってみて今現在どうしているのかを知っておこうかなと思ったのでうちのくノ一にお願いしておいた。

 

 おそらく桜なら今日の夜にはそれなりの情報を集めて報告してくれるはずだ。


 最後に葵。葵は現在リュスティラ工房に絶賛貸出中だった。


 宴会の時に離れた位置から複数の光魔石に魔力を通した【魔力操作】の能力を買われてディランさんから力を借りたいとお願いされたのである。葵が手伝うことでアイテムボックスの制作に進展があるかもしれないし、葵自身が付与技術などに興味を持っているようだったので、葵の働きぶり次第で今回の装備代金を安くするということで派遣契約を結んだ。

 と言っても別に侍祭の『契約』じゃなくて口約束だけどね。


 そんな訳で今日は蛍と2人きりになったので、いい機会だからと塔で戦えるかどうかを試験する意味もあって、まず一狼と二狼を連れてきたという訳だ。


 狼達に渡す足環はまだ完成していないので、一応従魔だということが分かって貰えるようにそれぞれの首にナプキンのような布を巻いてある。システィナが可愛く見えるように縛ってくれたので狼達も大満足だった。こんなことなら足環でなくいろんな色のナプキンを買ってきて付ければ安上がりだったと気が付いたが後の祭りである。


 まあ、戦闘や警備をしてもらう以上は能力を底上げする装備の1つくらいは持っておいた方がいいので必要経費なんだけどね。



「なんか…ちょっと緊張するね」

「あんなことがあった場所だからな。だが、あんなことはそうはないと領主も言っていたではないか。ならば、躊躇してばかりもいられないだろうよ。苦手意識は早めに克服しておいた方がよい」


 レイトークの塔を目前にして思わず立ち止まった俺の背中を蛍が叩く。


「ん、そうだね。行こう」


 一狼達を伴ってレイトークの大広間に入る。中は以前来たとき以上に人が溢れている。あの時の事件は領主の方で情報規制が敷かれて公にはなっていないが、ある程度の噂は広がったはずなのになんとも逞しい。


 と思ったら冒険者ギルドのカードを持っている者がちらほらと目に入る。


 そっか、冒険者ギルドが出来たせいで探索者という後ろ盾のない職を敬遠していた人達の中から少なくない人数が冒険者になったのかもな。


 こうして、他の街でもギルドカードを持っている人を見ると冒険者ギルドが世界に浸透してきているのが実感出来てなんだか嬉しい。冒険者ギルドはこの世界に俺が来たからこそ出来た制度だ。だからと言って表立って俺の名前が出ることはないし、ただの感傷に過ぎないんだろうけどこの世界に俺という存在が認められた気になれる。


「ふむ……43層か」

「え?」

「いや、この塔の最高到達階層がどこかと思ってな」


 選択型の塔は誰かが新しい層に到達すると、一階の大広間にその層への直通で行ける扉が現れる。つまり、今現在大広間に扉がいくつあるかを数えれば今までの最高到達階層が分かる。


「へぇ…43階層なんだ。だとすると最低でも50階層くらいまではありそうだね」

「その辺りの魔物がどの程度の強さなのか、いつか戦ってみたいものだな」

「げ…俺はそこまで行かなくてもいいかも」

「ふむ……まあよい。これからも修行に励み、力をつけ、機会があった時で構わんさ」


 刀としての蛍はきっと戦ってみたいんだろう。出来れば叶えてあげたい気はするが、今のところそんな無謀なことはしたくない。自分達でしっかりと階層を重ねて辿りつくことが出来るのならば討伐もしてみたいという気持ちは俺にもある。巨神シリーズが手に入る確率も高いしね。


「と、とにかくそれは置いといて。俺達は1階層と2階層どちらから行く?」


 俺達がレイトークにいた頃は、1階層主の階落ち魔物ドラゴマンティスを倒したあとぼろぼろだったこともあり、2階層にはのぼっただけですぐにそこから外に飛び降りたらしいので、俺達が今開けられる扉は1階層と2階層だけだ。


「1階層からでいいだろう。一狼達がどの程度動けるのかも見てみたいしな。

「だね。じゃあ、行こう」

『『ガウ!』』



 久しぶりに入ったレイトークの塔第一層は、なんだか前よりも騒がしい。俺でもなんとなくわかる程度に人の気配がする。これは思った以上に人口密度が上がってそうだ。


「これは想像してなかったな。一狼達を戦わせるとなると、勘違いした余所の冒険者に一狼達が攻撃されかねんな」

「あ、なるほど。俺達にとってはもう家族みたいなもんだから魔物って意識はないけど、知らない人が見たら勘違いされる可能性はあるか…」

『くぅ~ん』


 俺の言葉を聞いた二狼ががっかりした声を出し、しゅんと尻尾を垂れる。


「そんなにがっかりしなくても大丈夫だって二狼。蛍がちゃんと戦える場所に案内してくれるから」

「ああ、任せておけ。と言いたいところなんだがな、ちょっとこの層では難しそうだ。なるべく人のいないところを選んで行くが、さっさと階層主を倒して上へと上がろう。初心者が増えただけなら3層まで上がれば少しは余裕がでるだろう」

「了解。あんまり壁を剥ぐところも見られたくないし、荷物になるから壁を剥ぐのも帰り間際の方がいいね」


 蛍の提案に頷き、レイトークの1階層を歩く。こうして歩いているとあの時の嫌な雰囲気が無いのが良く分かる。あの時は余裕が無かったせいもあるかも知れないけど、どこか空気が張りつめていたような気がする。


「本当にあの時のことはイレギュラーだったんだな」

「そうだな……だが、あそこであの戦いを経験したことは良かったのかも知れないな」

「うん」


 確かに、あの戦いがなけばフレスベルクに行くのはもっと後になっただろうし、あの屋敷を買うことも無かった。そうしたら温泉も無いし、大工さんたちとも知り合わず、リュスティラさん達にも会えない…昨日みたいな楽しいひと時は無かった。それにこの世界に来て早々に危険な目に遭ったことでどこか異世界に浮かれて甘く見ていた自分を戒めることが出来たような気もする。

 だから、それが無い状態で赤い流星と戦いになっていたら多分あっさりと死んでいたかもしれない。


「さあ、お客さんだ。幸い周囲に人もいない。一狼、二狼やってみるか?」


『『ガウ!』』


「よし!一応念のため、ソウジロウは敵の背後に回って反対側から邪魔が入らない様に警戒」

「了解」


 通路は右に向かってL字になっていて魔物は角の向こうらしい。反対側に俺が抜けておけば変に他の冒険者に介入されることはないだろう。


 角を曲がる。


『タワーウルフ(1階層) ランク:H』

『ストーンパペット(1階層) ランク:H』

『タワーウルフ(1階層) ランク:G』


 おお、懐かしいな。ザチルにはウルフ系は少ないし、パペット系はほとんど出ないんだよな。ザチルはどっちかというと亜人系が多い。ゴブリンとかのやつね。


「一狼、二狼!GO!」


『『グルゥ!!』』


 狼達にランクとか伝えても意味は無いと判断してGOサインだけだして後を追う。

 目の前を走る狼達には全く追いつけないので俺が3歩目を踏み出す頃には一狼はGランクのウルフ、二狼はHランクのウルフに襲い掛かっていた。

 ストーンパペットは動きが遅いので狼とウルフの戦いには付いていけないだろう。ちいさな石の棍棒を持っているので油断は出来ないがまぐれ当たりでもなければ問題ないはず。


 その辺の違いと敵の強さもある程度把握しているっぽい一狼がきちんと高ランクの狼に対応している。元々一狼はアッシュウルフのランクFであり、戦っているウルフはランクG。順当に行けば負けることはないだろう。


 完全に速さでタワーウルフを圧倒しながら徐々にダメージを与えていく一狼の戦いぶりは、余裕があると言うよりもまるでこれからの戦いに備えるウォーミングアップのようだ。


 その華麗な戦いぶりを横目に俺は戦闘エリアを駆け抜けて反対側に抜ける。これで余計な介入が入る可能性はない。思う存分狼達に戦ってもらうことが出来る。


 一狼は問題ないとして、パペットを挟んで一狼と反対側で戦っている二狼を見てみると、こちらは山狼ランクHだった二狼と同ランクのウルフの戦いだけあって、パッと見ではどちらが優勢とは言えないように見える。


 だがその実、よく見れば二狼の方がワンテンポずつ動きが速い。これは1つ1つの動きに無駄がないせいだろう。着地、体重移動、身のかわし方、そう言った動きに無駄が少ない。どうやらそのほんの少しが積み重なって、結局のところウルフよりも早く動いているようだった。


「これは桜の指導の賜物なんだろうな…」


 多分、その動きは忍狼化計画を着々と推進しつつある桜の指導によって身に付けたものだろう。どうやらこの様子ならもう1ランク上の相手でもなんとかなりそうだ。それに狼はもともと群れで狩りをする生き物だったはず。


 一狼とは連携が難しいかもしれないが、三狼~九狼までの誰かを2、3頭連れてくればもっと安定した戦いが出来るかもしれない。


 そんなことを考えている間に、一狼はウルフの首に噛みつき、首の骨を噛み砕いて勝利を決めていた。そのまま死体を放り出すとストーンパペットの方へ向かうが、一狼の爪と牙ではちょっと厳しいか…


 一狼がパペットに攻撃を加えている間に、二狼がようやくウルフの腹に喰らいつき止めを刺していた。多少時間はかかったが攻撃は一度も受けていなかったので戦いとしては問題ないだろう。

 ただ、全体的に攻撃力に難がありそうだ。同ランクの狼相手にこれだとあんまり上の階層には連れて行けないかもしれない。


 何か外付けの武器を考えてあげた方がいいかもしれないな。思いつくのは口に(くわ)えて使える刃物系の武器か、俗に言う爪武器だが人間と違って爪に付けてしまうのは動きにくそうだから口で使える武器かな。帰ったらリュスティラさんに試作品として1つお願いしておこう。


「お?」


 どうやら一狼が、固さに痺れを切らして強引な戦法に切り替えたようだ。パペットの腕に噛みついて、力任せに壁に放り投げた。


 ガシャァァン


 景気の良い音と共に、結構な勢いで叩き付けられたパペットはパキッと音を立てて割れて地面に落ち、その後は動かなかった。


「まずまずだな。決定力には欠けるが、速度と回避能力は問題ない。敵の注意を引くように立ち回って貰って私やソウジロウが攻撃すれば決定力不足も問題はなくなる」


 あ、そうか。別に狼達だけで戦う必要は無かったのか。同じ問題に気が付いても蛍の方がその先がよく見えてるということなんだろうな。ただ、武器はあって困るもんじゃないから発注はしておくけどね。


『ガウ!』


 一狼と二狼が自分たちが倒した魔物の魔石を咥えて持って来てくれる。二狼からランクHの魔石を2つ。当然一狼はランクGの魔石……なのだが、俺のところまで来た一狼がその魔石を一旦地面に置いてころころと足で転がしている。


「ん?どうした、一狼」


 何がしたいのか分からないので聞いてみるが、一狼はすぐに興味を失ったように魔石を咥え直して俺に渡してくれた。なんだか良く分からないが魔石自体は特に何の問題もないGランク魔石なので受け取ってポーチに入れておく。


「よし、では今後は人との連携を考えつつゆくぞ。基本的に3階層まで最短で行くからな」




 その後、蛍の案内に従って1階層を進み、因縁の主の間へ。


『タワージャイアントバット(主) ランク:G』


 1階層に出てくる、タワーバットを大きくしただけの階層主。


 戦い自体は蛍が鏡面仕様のクナイで早々に皮膜を破って床に落とすと狼達が翼を1枚ずつ抑え、その間に俺が雪でとどめを刺した。魔石を回収して、出て来た階段を昇ったら思わず大きなため息がでた。やっぱり軽くトラウマだったんだろう…だが、これでなんとなく吹っ切れた気がするので、壁剥ぎの用事が無かったとしても来て良かった。



 上がった2階層も、そこそこ人が多そうだったので蛍の提案通り、早々に3階層へと向かうことにし、数回の戦闘を経て2階の主の間へ。


『タワースイングコング(主) ランク:G』


 出てきたのはちょっと大きめの地球でいうゴリラとマンドリルを足して2で割ったような、もうゴリラでいいやって感じの主だった。


 大振りする腕の一撃には寒気がするほどのパワーがあったが、狼達がタゲを取りつつその速度で主を翻弄してくれたので、俺は落ち着いて閃斬で腕を一本斬り落とす。

 腕が無くなって動きが荒くなった隙をついて一狼が喉笛に噛みつき、痛みと呼吸が乱されたことで動きが鈍ったところを俺が右手の雪で眉間を刺し貫いた。


 突きの補正が効いているから、身体が良い感じに突きの動きを実感出来ている。この感触は忘れない様にしておかないと雪が人化した時に困るのでしっかり覚えておこう。


「いい感じに連携も取れて来たな。一狼、二狼は屋敷に戻ったら他の狼達にも教えてやるとよい。せっかく色んな塔を回るのだから、順番に全員連れて行くことにするからな」

『『バウッ!!』』


 これは今回塔巡りをする際に決めてあったことだ。従魔になった魔物達も訓練や戦闘経験を積むことで強くなれるのかどうかを確認するためだったけど、既に効果があることは二狼が証明してくれている。効果がある以上は警備力の底上げの為にも狼全員に戦闘経験を積んで貰いたい。俺達と連携をすることで人間相手の戦い方の練習にもなるはずだしね。



「じゃあ、3階層に行こうか。今日は3階層で少し戦って、壁を剥いだら主を倒して4階層から出る。ってことでいいよね、蛍」

「うむ、いいだろう。今回の目的は一狼達の実力確認と、壁の採取だからな」



 その後は、3階層で危なげのない戦いでそれぞれの課題を確認しつつ、連携を意識して戦闘を重ねた。階落ちで1階層に出ていた『タワーアント』や2階層から出始めた『タワートレント』などが多かったため、一狼達の攻撃力はあまり役に立たなかったがタゲ取りから攪乱の流れはかなり形になってきた。うちのメンバーはシスティナ以外は攻撃力過多なメンバーばっかりで、こういう地味な役をしっかりこなせる人が居なかったから今後助かるかも知れない。


 途中で携帯食を食べ、水分の補給を取りながらいい感じで戦い続けて、大分疲労を感じて来たので、この辺にして最後に主戦へと向かった。


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