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魔剣師の魔剣による魔剣のためのハーレムライフ  作者: 伏(龍)
第3章

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54/203

闇夜の襲撃

「ソウ様、シス。起きて」


 桜の声に眼を開けると室内はまだ暗い。今日は月も出ていないため外も暗いためかなり闇が深い。


「何かあった?」


 こんな時間に起こされるということは何か問題が発生したということだろう。そして今の状況で問題が発生するとすれば…


「屋敷の裏手から何かが近づいてくるみたい。仕掛けておいた警報装置がどんどん作動してる」

「警報装置?」

「うん、糸とか鈴とかと自然の木や草をうまく組み合わせてちょっとね」


 そんな警報装置をいつのまに…っとそれは後で教えて貰えばいい。今は近づいてくる何かに対処するのが先だ。

 裏手からということはパクリット山の中からか。盗賊が来たのかそれとも魔物が出たのかいずれにしろ戦いになる可能性がある。


 俺とシスティナはすぐに布団から起き上がるとすぐ近くに置いてあった装備を身につけていく。

 ここ最近は夕方に楽しんで、ひとっ風呂浴びてからすぐに動き出せる服装で寝ているため準備はすぐに出来る。

 システィナと協力して素早く臨戦態勢を整えると窓から外を窺っている蛍さんに近づく。


「どう?」

「桜の仕掛けは相手に知られずにこちらにサインを送るタイプのものらしい。その仕掛けが作動していく場所とその速度から相手は10名以上。しかも迷い無くここを目指しているようだな」

「…そっか。だとすると魔物が山から降りてきたってこともなさそうだね。桜、あとどれくらい?」

「う~ん、多分このままだと後数分で屋敷の裏壁にたどり着くかな」

「盗賊でしょうか?」

「可能性は高いな。どうするソウジロウ。桜の仕掛けは屋敷の敷地内になれば相手にダメージを負わせる物も設置してあるらしいぞ」


 本当に桜はいつの間にそんな物を…危険な物はちゃんと伝えておけって言っておいたのに。


「とりあえず裏庭で迎え撃とう。屋敷の中には入って欲しく無い。移動しながら裏庭の仕掛けを教えてくれ」

「は~い」


 全員で急いで裏庭に向かう。キッチンの裏口よりも室内風呂からの扉の方が近いためそちらから外へと向かう。

 その間に桜に説明してもらった仕掛けを吟味しながら盗賊が襲撃してきたという前提でどう迎え撃ちどう終わらせるかを大雑把に検討する。細かく詰めるには時間が足りないが基本の方針は前々から打ち合わせているので問題はない。


 裏庭に出ると蛍さんと桜がすぐに姿を消す。俺とシスティナは夜目が効かないせいもあり、あまり動き回らずにまっすぐ目的の位置へと向かう。俺達がひとまず待機するのは露天風呂を囲っている板塀の向こう側である。

 この闇の中、板塀の下に屈んでいれば向こうから人が来ても一目で看破することは出来ないはずだ。


 俺達の視界にはやや右手に源泉を囲った小屋がありその向こうに屋敷を囲う壁がある。ここから壁までは20メートル程度。壁の高さは元々が領主の別荘として建てられた物のため防犯に力が入っているため高い。俺の感覚的な推定だと3メートル位だろうか。具体的には成人男性がジャンプしてぎりぎり手が届くくらいの高さである。

 

「そろそろでしょうか?」

「そうだね。もしこの屋敷が狙いならそろそろ壁を越えようとする頃かな」


「うぎゃ!」


 隣で魔断を抱えて同じように待機しているシスティナの問いに答えていると悲鳴が聞こえた。思わず出てしまったと言うような悲鳴だったが周りに民家もないようなこの場所では良く響く。

 さすがにその後は声を抑えたらしく、その後の会話は俺には聞き取れないが既に隠形スキルを活用して奴らのすぐ近くにまで移動している桜から意思疎通を利用してリアルタイムで会話を聞くことが出来る。


【馬鹿が!大声出すんじゃねぇ!聞こえたらどうすんだ!少なくとも屋敷の中に入るまでは気取られたくないって言ったよな】

【す、すまねぇ…だけどよぉ。この壁の上になんか棘の生えた草が繁ってんだ!とてもじゃないが登れねぇよ!】

【…頭、どうしますか?】

【使えないねぇ…じゃあ誰か1人あそこに寝っ転がって貰うかい?そうすりゃ他の奴らは痛くないだろう?】

【か、頭…そりゃあいくらなんでも】

【だったらさっさとなんとかするんだね。私が気が短いことなんてあんた達には今更言うまでもないことだと思っていたんだけどね】


 おいおい…なかなかの暴君がいるな。で、会話の内容から俺達を襲う気だって言うのは確定か。

 取りあえず侵入しようとしている者達のこの次の動きを待つか。あ、もちろん壁の上の草は防犯のためにわざと塀上に這わせて固定してあるものだ。

 桜が山で探してきた鋭い棘が生えている薔薇のような植物だが定期的に花を咲かせてくれる上に鋭い棘は侵入者を排除してくれる有り難い植物である。この棘の防壁で帰ってくれれば面倒がないんだけどこの暴君がいるんじゃ無理そうだな。


【ちっ!おい!ムドラ。お前の手袋なら厚手だから問題ないだろう。ゴズク、お前が一番背が高い。奴を肩車して持ち上げろ。ムドラはナイフで草を切って俺達が通れるようにするんだ】



 なるほど、なかなか的確な対処だ。じゃあ敷地内でお出迎えしましょうかね。桜の趣味がこんなところで役に立つとは思わなかったけどな。



 

「よし、俺達も行こう」

「はい」


 侵入者が壁を乗り越え始めたタイミングで俺達も動く。と言っても俺達は囮みたいなもんだから距離を詰めて立っているだけだけどな。


 2人で並んで歩いていくと『ソウ様そこまで』と桜からの制止が入ったのでシスティナに合図を送り、武器をいつでも抜ける状態で立ったまま待つ。


 辺りは暗くてほとんど何も見えないが暗闇の先に人の気配が増えていくのは分かる。ぼそぼそと話し声も聞こえてくる。


【よし、全員壁を越えたな。メイザ様ここは最近成り上がった探索者が大枚をはたいて買った屋敷だそうです。その後もかなりの高価な買い物をしていると噂が出ています】

【それにえらい綺麗な女どもを何人も囲ってるらしいですぜ】

【ふん、女どもは好きにしな。だが連れて帰るのは許さないよ。その場で楽しんだら確実に殺しておいで。綺麗な女だったら必ず顔は潰すんだよ。屋敷内の生き物は全て殺して金目の物は残さず掻っ攫いな】



 おっと重要な言葉が聞こえたな。メイザ。赤い流星の幹部の1人の名前だ。そしてこいつはディアゴが言っていた通り本当にクズらしい。遠慮はいらないだろう。



【よし、いくぞ。魔石灯に覆いをして足元だけを照らせ】



 視界の中にぼんやりと明かりが灯った。だがその明かりは地面だけを照らしているみたいだ。本来光魔石の光は全周囲型である。それをここで使えば屋敷の中からでも不審な明かりを見つけられてしまう。

 だからなんかしらの細工をして光が下にだけ漏れるような簡易懐中電灯を作ったのだろう。

 まあ、見えてようが見えていまいがお前らの結末は変わらない。



「うおぉぉ!」

「ぎゃぁ!」

「ぐぅうぅあ!」



 複数の人が動き出す気配に一応緊張感を増しつつ成り行きを見守る俺達の前で魔石灯の明かりが消え野太い男たちの悲鳴が聞こえた。

 信用してない訳ではなかったが桜の仕掛けがきちんと作動したらしい。


「なんだ!何が起こったんだ!」

「あ…穴だ!穴があいてやがる!」

「馬鹿な!ちゃんと足元は確認していたんだろうが!」

「うるさいよお前たち!………どうやら私達は罠に嵌ったらしいね」


「蛍さん!」


 俺の合図と共に頭上に光球が放たれると目の前の惨状が煌々と照らし出される。




 うぅ……


 俺の足下から複数の呻き声が聞こえてくる。蛍さんの光魔法で作られた光球に照らされたその惨状は決して見て楽しい景色ではない。


 桜が屋敷の防衛として設置していた落とし穴は幅1メートル、深さ3メートル、全長に至っては裏庭の壁沿い全てを網羅した大がかりなものだった。それでいてそのオンオフはちょっとした細工で切り替えられるらしく、桜は毎晩寝る前にオンにしていたらしい。


 そして桜の設置した落とし穴の底には尖った杭が先端を上に向けて埋められていたのである。ぱっと見で確認したところ穴に落ちたのは7、8名程度だがそのうちの半数余りは落下と同時にその一生を終えたらしい。


 残った落下者達は先に落ちた者がある程度クッションになったために死を免れたらしいが、大体身体のどこかに杭が刺さっていてその状態で3メートルの穴から這い上がれるとは思えないから今後戦線に復帰することは不可能だろう。


 それだけ確認して視線を前に戻すと穴の向こうにまだ10名程度の盗賊が残っているのが見える。いずれも剣呑な雰囲気で武器を構えて俺達を睨みつけている。


 奴らに言わせれば『落とし穴なんて卑怯な真似しやがって!』と言いたいのだろうがそもそも盗賊にそんなこと言われる筋合いはないしここは俺の家の敷地内だ。勝手に強盗殺人目当てで侵入してきた奴らにまともな対応をする必要性は欠片もない。


「ソウジロウ様。残りは13名です」


 13人か意外と残ってるな…総数的には幹部とその直属20名がまたセットで動いてたってことなんだろうけどどうせなら半分、一桁ぐらいには減らしておきたかった。


 まあ桜のお陰で不意打ちも防げたし、ある程度数も減らせたんだから贅沢は言えないがこの後の立ち回りがちょっと難しくなるかもしれない。


「おい!てめぇ!よくも落とし穴なんか!」

「えらく卑怯な真似してくれるじゃねぇか!絶対許さねぇからな!」


 あぁ、やっぱり言っちゃうんだ。こいつら本当に自分たちのことしか考えてないクズなんだなぁ。せめて自分たちがやってることがどれだけ非常識で残虐なことなのかを理解した上で行動して欲しもんだ。


「蛍さん、桜。いいよ」


「ぎゃ!」

「ぐ!」

「お、おい!ゴズク!」

「な、なんだこれは!いったいどこから…うご!」



 俺の一声で光球が照らす裏庭の中でも僅かにあった木や小屋の影に潜んでいた刀娘達がまずは飛び道具による洗礼を浴びせた。


 俺達に完全に意識を集中していた盗賊達は影より放たれたクナイやナイフが自分たちの身体に刺さるまで気がつくことが出来なかった。万全の体勢で相手の意識の死角から放たれた攻撃は狙い違わず盗賊達の急所へ吸い込まれこの時点で更に4人が脱落した。


「くそ!伏兵までいやがるのか。お前ら!姉御を中心にして周囲を警戒しろ!飛び道具はさっきやられたやつらを盾にすれば防げる!」


 死体を盾にするとか漫画なんかじゃよくある対応だがリアルでやる奴がいるとは驚きだ。そして実際に目にするとかなり胸糞が悪くなる。この世界の盗賊ってみんなこんなに外道なのだろうか。それともこの赤い流星という盗賊団は特殊なのか?


 まあここまで分かりやすく悪党だと元は善良な一日本人だった俺でさえ良心の呵責に悩まされる要素が全くないのは助かるが。


「システィナ。行くよ……3…2…1…GO!」


 俺の掛け声に合わせてシスティナと2人で走り出す。助走をつけて1メートルの落とし穴を跳び越え盗賊達へと斬りかかる。


 もちろん両サイドに展開していた刀娘達も同時である。正確な位置は分からないがどこからか俺達の動きに合わせて牽制の投擲が無数に放たれる。攻撃自体は俺達に誤射しないためか微妙に狙いが甘く命中はせずに屋敷の壁に深く突き刺さるが盗賊達の意識を俺達に集中させないという役目は十分に果たしている。


 俺達と盗賊達が斬り結ぶ頃には2人も参戦するだろう。


「くそ!突撃してきやがった!いいか!乱戦になれば数の多い俺達の方が有利だ!しかも奴らが接近してくれば飛び道具も使いにくくなるお前らは奴らと斬り合いになるまではその盾をしっかり立てとけ!その後はその死体は捨てていい」

「わ、わかった!」


 壁を背に両サイドを死体の盾で防御し、正面で武器を構えた盗賊が俺とシスティナを迎え撃つ。確かに防御としては正解だろう。俺達の総数をまだ向こうは把握してないだろうが人数的には9対4でまだ俺達の2倍以上の人数がいるしね。


 ただ俺達…というか俺以外の3人を相手にその程度で足りるのかと言われれば、そりゃ足りねぇだろうと答える。俺がもし同じ盗賊の立場だったら出鼻をくじかれ半数を失った時点で死にもの狂いで全員で脱出を図る。結果的に俺達に各個撃破されつつあるがそれでもまだ100名以上の構成員を抱えているはずなんだから一旦逃げ帰ってもっと態勢を整えて再戦を挑んだだろうな。


 そんなことをふと考えているうちに盗賊との距離は縮まり俺は目の前にいた蛮刀を構えた筋肉質の盗賊へと葵を振り下ろす。システィナは隣の曲刀使いを相手にするようだ。


 そして同時に右サイドから蛍さん、左サイドから桜が斬りかかる。よし、ここまでの流れは完全にこちらの思惑通りだ。


 ここまで来れば後は1人ずつ確実に仕留めていくだけだ。

 俺は頑丈だけが取り柄そうな蛮刀に葵を弾かれつつすぐに左手の閃斬を横から薙ぐ。


「ぐ!」


 浅いか。閃斬は蛮刀使いの腹筋を僅かに削るだけにとどまる。だがこいつの蛮刀はどうも厚みと重さに重点を置いたほとんど打撃武器のような物らしい。だから防御するためだけに動かしてしまうとなんちゃって2刀流の俺の連撃には付いてこられないようだ。


 相性的にかなり有利な相手だ。これなら俺でも問題なく勝てる。…ただし1対1なら。


「っと危ない!」


 閃斬を振りぬいたタイミングで蛮刀使いの影から小柄な盗賊がナイフを2本構えて突っ込んできた。俺は一旦蛮刀使いを仕留めるのを諦めて後ろに跳ぶが小柄な盗賊は細かいナイフ捌きで俺を責め立てる。なかなか速い。


 今度の相手は手数優先の俊敏型か!出てきたタイミングといい、突然タイプの違う相手にスイッチされるという状況といい正直、塔で複数相手の戦いの経験を積んでいなければちょっと危なかった。

 やっぱり戦いは怖い。一瞬の油断で命を落しかねない。


「ソウジロウ!あまり下がり過ぎるな!お前も落ちるぞ!」


 ナイフの連撃を捌きながらちょっと押し込まれていると蛍さんの叱責が響く。っと!そうだった。後ろにはまだ桜の落とし穴が開きっぱなしだった。


「了解」

 

 結果としてこっちが背水の陣状態。となればここは早めに押し返すのが吉か。

 俺は調子に乗って責め立ててくるナイフ男のナイフを防ぎつつ、慎重に機会を伺う。こいつの攻めは確かに速くて厄介だ。俺と同じで武器が2つなので手数でも適わない。だがナイフは軽くて速い分攻撃も軽い。


(今だ!)


 俺は相手が攻め疲れてきて一旦下がろうとするタイミングで一歩踏み出すと低い体勢から両手の手甲を組み合わせる。


「は!」


 俺の手甲からガオゥ!と低い唸りと共に衝撃波が発生し、ナイフ使いの腹を直撃。ナイフ使いが身体を九の字にして吹っ飛ぶ。その陰に隠れるようにして走り、蛮刀使いにナイフ使いがぶつかったところでナイフ使いごと閃斬で貫く。


「げぇ!「ぐあ!」」


 ナイフ使いの方は胸を貫いたのでほぼ即死だろうが、蛮刀使いは腹筋に刺さっているだけなのでまだ動く。俺は閃斬を斜め下に引き抜きながらその動きを利用して右手の葵を蛮刀使いの首辺りへ斬り上げた。


「!!」


 うまく葵が良い位置を抜けたらしく、蛮刀使いの首が驚愕の表情を張り付けたまま飛び盗賊達の防御陣の中へと転がっていく。


「ひ!な、なんだこいつら…ムドラとグッフのコンビがあんなに簡単に…」


 その頃にはシスティナも曲刀使いを倒し、両サイドでも蛍さんと桜が1人ずつを斬り倒していた。これで残るは4人。


「姉御!こいつらやばいです!一旦引きましょう!大頭目におねげぇして駒を借りて立てな…をし?」

「うるさいね……逃げたきゃ逃げな」


 メイザに撤退を進言していた男が縦に割れる。おいおい人間を縦に斬るとかどんだけだよ。持ってる剣は確かにそこそこ良い剣らしいがそこまでの業物じゃない。

 斬ったのは単純にメイザの剣術によるものだろう。意表を突かれたせいもあるがぶっちゃけほとんど剣筋が見えなかった。


「ひ!…ひぃぃぃぃ!」


 主要なメンバーはさっきまでの戦いであらかた死んでいたらしく残っていたメイザ以外の2人の盗賊は恐怖に駆られて逃げ出す。

 逃げると言ってもここは俺の屋敷の敷地内で周囲は俺達に囲まれて後ろは壁なのだが。


 と、思ったら1人の盗賊が壁をよじ登るようにして簡単に超えていく。ああ!なるほど。さっき蛍さん達が投げた投擲武器が壁に刺さっているを足場にしたのか。

 よく気が付いたなぁ…なんて感心してる場合じゃない。


「桜!」

「了解~」


 桜は続いて壁を登ろうとする男の延髄に容赦のない一閃を叩き込むとそのまま男の肩を踏み台にして壁を越えていった。


 さて、これで残るは…


 赤い流星盗賊団幹部 メイザただ一人。



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