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魔剣師の魔剣による魔剣のためのハーレムライフ  作者: 伏(龍)
第4.5章

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記念SS ちょんぱしちゃうぞ

 私の名前は桜。この名前はソウ様が付けてくれたとっても大事な名前。


 桜を造った人が付けた銘も本当は覚えてるんだけど、正直もうどうでもいい。


 その銘の時に桜はソウ様を殺してしまったから……


 でもそんな桜をソウ様はたった1つだけ異世界に持っていける物に選んでくれたんだ。あの時の感動は忘れられないなぁ……ソウ様を殺してしまったことが本当に辛くて、悔しくて蔵の皆にも申し訳なくて……桜なんかもうどっかに消えてしまえばいい! って心から思ったのに……


 だけど、ソウ様は君が悪い訳じゃないんだって何度も何度も励ましてくれたんだ。俺には君が必要だって言葉で、態度で証明してくれた。


 桜がフレイに攫われちゃった時だってあんなに必死になって取り返そうとしてくれたし、桜は愛されてるんだなぁって素直に信じることができた。


 その後の階層主戦で、またソウ様の血を浴びてランクが上がってしまうっていう悲しいこともあったけどそこでソウ様と話せるようになったんだよね。すっごい嬉しかったなぁ……でも、その時はそれどころじゃなくて、すぐに貴重な魔石を錬成してもらって擬人化まで出来るようになっちゃったんだけど。


 桜は蔵の中にいた時、隣にいた刀が昔にイガ(・・)とかいうところにいた忍者に使われていた刀だったらしくてずっと忍者の話を聞かされてたんだよね。それが物凄い楽しくて、羨ましくて『いつか桜も忍者になりたい!』っていつも思ってたんだ。


 そうしたら擬人化した時、桜の姿はくノ一スタイルになったんだよ。桜の推測だけど擬人化した時の姿は刀の時にこうだったらいいなぁと思っていた姿に近くなるんじゃないかなぁ?

そう考えれば、ソウ様のことが大好きなあの蔵の刀達が皆、女の子になるのも当たり前なのかなぁ……なんてね。


 でも、桜は刀身の長さの関係からか、小太刀の分類だったせいか身長はちょっと小さ目だったのは残念。最低限のおっぱいは確保できたからぎりぎりセーフだけどね。ソウ様はおっぱい好きだし。


 で、階層主をやっとこ倒したはいいもののソウ様や蛍ねぇがダウンしちゃって大変だったなぁ。シスが頑張り過ぎちゃって止めても休んでくれなかったりね。


 その後、やっと目を覚ましたソウ様が桜に初めて忍者としてのお仕事をくれたんだよね。


 フレイ姉弟を騙していいように扱き使って、フレイを性奴隷のように弄んでいたクズの調査。


 もちろん、桜はOKしたよ。ソウ様の頼みだもん。正直その時はフレイのせいでソウ様が危険な目にあったんだから放っておけばいいのに! って思ってたけど。


 あ、今はそんなこと思ってないよ。フレイは真面目で健気でいい子だもん。桜が攫われた時はかっとして我を忘れてたみたいだけど、ソウ様は最初からそれを分かってたんじゃないかなぁ。なんだかんだ言ってソウ様優しいし。


 取りあえず桜はレイトークにあるクズの屋敷に行って、周辺の噂話を集めたんだ。そうすると評判の悪いこと悪いこと……正直この時点でもうアウトだと思ったんだけど一応裏は取らないと忍者として失格だからね。ちゃんと屋敷にも忍び込んだよ。




「くそ! あの魔石とあの珍しい武器があれば父上の課題を達成できるだけの金を手に入れれられたのに!使えない(じゅうじん)だ!」


「坊ちゃま。旦那様より指示された期日まで後10日程です。それまでに50万マールを自力で用意いたしませんと」


「分かっている! また屋敷に閉じ込められて教育という名の監禁をされるなんてのは御免だ! 仕方がない。身体だけは好みだったし、そこそこ強いから重宝してたがあの獣人を闇の奴隷商に売る。あの器量だ、うまく行けば高く売れるだろう、手配しろ。売れる算段がついたら弟の方は与えている毒を強くして構わん。弟が死ねば売られる時に抵抗する気もなくなるだろう」


「はい」


「それと夜はいつものように部屋に呼べ。売るとなれば、今のうちにしゃぶり尽しておかないとな。こんなことになるなら他の女達も殺さずに売っておけば良かったな」


「前の三人は人族でしたからあまりお勧めは出来ません、坊ちゃま。人を売ったとなれば闇の奴隷商に弱みを握られることになります」


「ああ、そうだったな。まあいい、あの部屋で本気で楽しむには壊す覚悟が必要だったしな」



 こんな話を聞いちゃったら、さすがに桜もフレイが可哀想になったよ。その後はちょっとだけやる気出して、あの部屋というのを探し出したんだけど……胸糞悪くなるような拷問部屋のような場所だった。この部屋の中には過去に犠牲になった人達がいた証拠もあった。……それが何だったかはちょっと言いたくない。


 報告に戻ろうとしたらちょうど、フレイが訪ねて来たから様子を見てたら……クズにいいように嬲られてた。同じ女としてあれはない。見てられなくてすぐに屋敷を出ちゃった。


 でも、ちょっと後味悪いからもう少し調査を延長してフレイの弟の居場所を突き止めて、薬として与えられていた物をサンプルにちょっと頂いて毒であることを確認してからソウ様に報告したんだ。


 桜の初仕事はこんな感じだったけど、ソウ様はとっても褒めてくれた。桜も大好きな忍者としての仕事だったし褒められたのは嬉しかったけど……それよりも嬉しかったのは、ソウ様がちゃんとクズを処理する指示をくれたことかな。


 正直、桜もあのクズを生かしておきたくなかったからね。二つ返事でOKしちゃった。


 1人になったところを背後からポキリと頸椎折って、階段から落ちて首を折った感じにした。あの部屋への扉を壊して開きっぱなしにして中の『証拠』をばら撒いて、使用人のフリをして領主の兵を屋敷に呼んだんだ。あとは流れにおまかせ。いっちょあがりってね。


 後はおまけで、弟くんを診ているフリをして毒を盛っていた薬師をほんのちょっと(・・・・・・・)だけ脅して解毒剤を貰って弟くんのところに置いて来た。


 桜が自分で言うのもなんだけど、我ながら完璧な初仕事だったと思う。


 それからも、調査が多いけど桜はソウ様の為に頑張って忍者の仕事をしてるんだ。半分は桜の趣味だけどね。


 さすがになかなか初仕事の時みたいな「ちょんぱ」事案がないのが残念だけど、ソウ様のためならいつでも桜は悪者たちを成敗しちゃうよ。


だからいつでも頼って欲しいな。ね、ソウ様♡


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