インターネットの神。ツナガリンティウス
『貴様を神とは認めぬ!』
全知全能の神。『ゼンチゼンヌウス』は新しい神……インターネット神『ツナガリンティウス』を指差した。
『神の恥さらしめっ!』
(お前が全知全能だったのは紀元前までだ。私だって神になりたかったわけではない)
人間達がインターネット神殿など作るからツナガリンティウスは天界に神として産まれた。
ツナガリンティウスはまぁ。そこそこに仕事をした。
「いつもインターネットを使わせてくれてありがとう」
そう手を合わせる少年のゲーム機を全ての有料サブスクサイトを見れるようにした。
「なーにがインターネットの神でぃ」
そう言いながら神殿の柱に立ちションしたジジイのスマホを3Gにした。
「……どうか。病気の息子を助けてください」
(それを私に言われましても)と思いながらもやってみたら治せた。
ツナガリンティウスの発するゴッド電波は全ての病気を癒せることが分かった。
ツナガリンティウスの神殿は人が絶えないようになった。
「……ツナガリンティウスよ」
「どうされました?ゼンチゼンヌウス様」
「……私が1位でゴールする時だけラグらせるのやめくれ」
ゼンチゼンヌウはコントローラーを握りしめて泣いていた。
天界にもインターネットが開通し、神たちはニンテン・ドゥヌスのマリヌ・カート・ンティウスに夢中だ。
ツナガリンティウスはランクマ最終日にゼンチゼンヌウスを許したのであった。




