今年のはじめに行われたアンケートは博報堂という広告代理店によるなろうの読者の購買力調査だったのではないかとおもう
さて、HJの編集さんのなろうブームは去ったという発言をうけて、改めて思ったのは今年のはじめの2月頃になろうの読者に対して行われたアンケートは、私はなろうの運営さんが読者の声を取り入れてサイトを改善して良くしようというものではなく、2016年になろうと提携した博報堂という広告やさんがなろうというサイトが思ったほど利益がでないので、なろう住人の購買力の調査を知るために行われたものだと思います。
その前に2016年度初頭ののジャンル再編成も2015年末に博報堂がなろうと提携した直後でしたし博報堂によるサイト改変の意図が大きかったようにも思います。
ですが、2017年のラノベの売上は大幅減少でしたからこんなはずではと思っているのではないなと言う気もするのです。
アンケートが行われた後で追加された機能は活動報告で書いたコメントがわかるようになったことぐらいしかわかりませんけど、それをやる程度であるならわざわざアンケートに事細かく年齢や性別、すんでいる都道府県や職業、細かく区分けされた年収の申告、普段よく楽しんでいるコンテンツの種類および形式、普段よく楽しんでいるコンテンツに対して月に大体どのくらいの“金額”を使っているかの設問、あなたが好きな作品がメディア化・商品化されるとしたら、お金を出して購入したい理由の設問、好きな作品が書籍化される場合、お金を出してその書籍を購入したいと思う理由として大きいのはという設問など金とか金額という設問がやたらと多かったですがサイトの機能の改善のためにならばこれらは聞く意味はあまりないでしょう。
私はあのアンケートを見た時”よほどなろうの書籍化作品が売れなくなってるんだろうなーと”感じましたが実際2017年は漫画もラノベも大きく売上を落としていたようでした。
最もこの時期には無断転載についてなろう運営になんとかしてほしいという意見もけっこう届いていたはずですがそれは放置してアンケートなんかとってる場合だったのか?とも思いますけど。
もしかすると年収が高くて本を買ってるというアンケート結果に対しては機能改善の提案があればそれを取り入れようという考えがあったかもしれませんけどね。
エイベックスの東京女子流がライブ会場で「年収」を尋ねるアンケート用紙をファンに配布したところ、”ライブで現実に引き戻すな””貧乏人は差別するのか?”みたいな反応があったようなのですけど、なろうのアンケートに答えた人たちは年収をきかれてどう思ったのでしょう。
もしかしたらあのアンケートで年収1億円って書いたらなろうの運営さんが機能改善の項目も金になるならとホイホイいう言を聞いてくれていたのかもしれませんが皆貧乏人ばかりだとわかって改善する意味はないと思ったのかもしれませんけどね。




