表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
水源の過去エッセイまとめ  作者: 水源
2020年4月

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

455/482

妻のモンスター化問題には晩婚化もあると思う

 さて、昨日会社の休憩時間にたまたま、フジテレビの『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」で縫製されていた「スレ違う夫婦の本音」で『知ってるワイフ』の夫の行動にイラッとする人が8割!と出ていたりしました。


 まあこういう番組は妻側に共感できるような方向に制作されているものだからとも思うのですが、妻の“モンスター化”は夫のせいと言い切ってしまうのもどうかなと思うのですよね。


まあ、もともと男性は何百万年の間、狩りをして食料を得るのが仕事で、確実に獲物を狩り、持って帰れる男性だけが子孫を増やせたので、距離の把握などの「空間認知力」が高く、瞬時に判断をできなければならないので「すばやい問題解決」ができる男性だけが生き残ってきたのですね。


一方で女性は、生まれて1年も歩けない子供を4年近く授乳させていかなければならず、群れの中で子育てをする必要があり、群れの中でうまくやっていく「共感力」が重要でした。


なので、女性は問題解決そのものよりも共感を優先し、男性はその逆で、すばやく問題解決をすることを求めるため、男女ですれ違いも起きるわけです。


 むろん「人を一人産んだのだから、妻側の人格が変わらないわけがない」というのはホルモンのプロラクチンの影響もあると思いますし、夫側が変わらなすぎるのもまた問題ではあるとは思うのですが、晩婚化の影響もでかいと思うのです。


 昔は16歳で中学校を卒業したら結婚するというのは割と普通でしたが、今では初婚年齢の平均が29歳、最頻値でも26歳です。


 で、16歳で結婚し17歳で出産したのと、29歳で結婚し30歳で出産したのでは子供が夜中に夜泣きしたりぐずったりしたときに起きないといけない大変さに天と地ほど違うと思うのですね。


 皆さんも20歳前後までは徹夜しても平気だったけど、25歳を過ぎたら徹夜がやばくなったといえば、ああなるほどと思う人も多いでしょう。


 しかも育児は週末に好きなことをやるために徹夜するのではなく毎日のものが何か月何年も続くわけですからね。


 まあ夜泣きに対しては日本は過剰に対処してしまうことが事態を悪化させていて、生後半年過ぎたらあまり過敏に対処する必要はないそうなのですが。


 原理的男女平等主義者の女性から見れば女性も男性同様に大学に進学できて就職できるようになったことは素晴らしいことなのかもしれませんが、結果としては男性のポストを女性が得たことで男性の稼ぎが減って共働きをせざるを得なくなり、女性の高い年齢での主産で育児の疲労感が昔よりはるかにでかくなっただけな気がします。


 もともと人間の本来的肉体寿命は40歳から50歳程度で人生50年というのはそれが適切だった。


 それを医学と社会的生活によって補ってきたりしたわけですが、いろいろひずみがでかくなりすぎてる気がするのですよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ