才能だとか運だとか自分には向いてないとか、余計なことは考えないでまずは書けと藤田和日郎先生は言ったそうだ
さて、”うしおととら””からくりサーカス”等の藤田和日郎先生が京都精華大学で講演したときの、その講演会のタイトルは「才能のないおれたちは」だったが 曰く”自分には漫画家の才能はない”のだそうだ。
個人的には藤田和日郎先生に才能がなかったら殆どの漫画家は才能はないんじゃないだろうかと思ってしまうのですけど。
先生曰く俺の才能は60円、でもそれで書かなきゃならんのだと。
ちなみに、高橋留美子先生やあだち充先生などは才能として25,000円も持っているそうだ。
確かに藤田和日郎先生の漫画は可愛いとか美しいといわれる絵ではない。
そして週刊少年サンデーには可愛い系の絵をかける漫画家さんもたくさんいる。
しかし、藤田和日郎先生には熱狂的なファンは間違いなくいると思う。
藤田和日郎先生はジャンプで言えばジョジョの荒木先生ポジションだと思うのだ。
だが、他の作家が同人やウエブで成功しているからと言って才能や運がないと考える必要もないそうだ。
「成功した人には運があって俺には運がない」「俺にも才能があるはずなのに上手くいかない」なんて思うと心が荒むだけなのでそんなことは考えないほうがいいらしい。
それを考えると物語を書くのは楽しい。
空想や妄想を形にするのは面白い。
それでいいんじゃないかなと私は思ったりする。
ちなみに藤田和日郎先生は読まれるために必要なのは読まれるために必要な方法を知ることだと言っていますね。




