小説における悪役キャラクターは非現実的に極端な無能で偉そうな方がいいのかも
さて、追放物の勇者パーティやSランクパーティ、悪役令嬢の王子やそのの取り巻きなんかがあまりにもアホすぎて今までパーティが成り立っていたのがおかしくないか? これで国が滅びないほうがおかしくないか? という違和感を持ったことがある方は決して少なくないと思います。
しかし、結局の所はやられキャラにはそういった極端さがないと、読者がスッキリしさせずらく、分かりづらいのかなと言う気がします。
今現在”ハズレスキル『インターネット』の意味がわからず追放された俺はこの腐った世界で無双する”と言うタイトルでテンプレなハイ・ファンタジーを書いているのですが、話の整合性にこだわったあまり悪役が悪役らしいか? ということに関して、自分で書いていてイマイチだなと思ったりしたのですね。
いや単純に私の力量不足ではあるんでしょうが。
銀河英雄伝説でも門閥貴族や同盟軍提督が軍事的に無能すぎるのでは?という意見があったりするのですが、むしろあれくらいはっきりと無能なのに偉そうにしているからこそザマアが成り立つということでもあるのでしょう。
魔法科高校の劣等生の男子生徒なんかも同じように大したこと無いのに司波達也を馬鹿にして痛い目にあうというのがはっきりわかるから受けたのだと思います。
そのせいなのか個人的に面白く感じたのは九高戦までではあったのですが。
そして現実的に企業や国の上層部が現実的な対処ができないアホでも、結構そういった組織というのはちゃんと回るものであるというのは現実で証明されている気がしますしね。




