WEB投稿小説サイトでは1話ずつそれぞれ単独で面白い話かつ次回を期待させる展開でなければ読まれつづけない
さて、ウェブ小説は細切れに1日1話の更新などが多いことから、1話ずつそれぞれ単独で面白い話で、なおかつ次回を期待させる展開でなければなかなか読まれ続けないことになりがちです。
それもあってテンプレ展開がランキングの上位をしめることになるのでしょう。
これは文庫本などよりもちょっとだけ空いている時間の隙間のひまつぶしに用いる傾向が強いというのもありそうです。
ソシャゲの多くがスタミナ制などで一定時間しかできないのもむしろそのために一気にやりこまないのでダラダラ続けることができるというのもあるようです。
そして全体としての物語として特定のタグを設定していても、読者はそれを読み取ってくれない場合もありますね。
例えばザマアタグなどが入っていて冒頭の数話でザマア要素がなければ、タグがおかしいとか言い出す読者が出たりするわけです。
でもNTR展開があるなら最初から入れておいてくれとか言ったりもするわけですが。
ただ作者は全体の展開をプロットで決めていても、読者は先の展開がわかるわけではないので仕方ないとも言えますが。
80年代などでは商業小説が10冊で一つのシリーズとかをやるのが普通であったのに対して、昨今は本が売れないこともあって難しくなったわけですが、WEB小説はさらに一冊の本となる10万文字の分量に対してすらそこまでたどりつけるのは難しいというのは時代に移り変わりでしょうがないですが、それが故に新しい構成の物語が出てきにくくなってもいるような気はしますね。、




