小説でも漫画でもアニメでもやっぱある程度のセオリーは大事だねと思います
さて、小説家になろうに登録して4年弱になりますが、なんとなく物語を描く場合に気を付けたほうがいいことを並べていこうと思います。
タイトルでどんな内容なのはわかるようにするのは超大事。
長文タイトルは変らずに非難される傾向がありますが、これは別になろうで小説を書くだけでなく漫画でもアニメでもタイトルを聞いたら何となくその内容がわかるようにする方向に変わってきていると思いますし、その方が読者や視聴者の興味を引ける可能性が高いように思います。
で、あらすじはその補完ですね。
その話の中でだれがどういうことをするのかという少し詳しい説明をするのがあらすじ。
私の作品は大体今でもプロローグから始めてますが、どうせテンプレでプロローグでなんらかの伏線とかを張るのでないならプロローグは特にいらないかもしれません。
で読者や視聴者をつかめるかに関しては最初の1話2話が重要っぽいです。
タイトルやあらすじで読者や視聴者が期待している内容なのかという判断は大体そこで決まってしまうようなので。
アニメの『けいおん』にしても『ご注文はうさぎですか?』にしても『ゆるキャン』にしても1話と2話でおおよそ作品の核となる世界観がわかるようになっているし、主要キャラも大体登場しどういうキャラがいてどういうことをする作品かわかりますしね。
あと主要キャラは主人公とメインパートナーを中心にサブパートナーを含めて3人ぐらいにしておいた方がいい気がします。
キャラ被りをするなら複数のキャラを出す意味がないですしね。
私の話でも名前だけは登場人物がどんどん増えていっても、結局メインパートナーとなる人物との会話だけでほとんど終わってしまうことが多いので。
でまあやっぱり”その世界で困っている人が救われる”か”不遇な状態にある主人公の環境が劇的に改善される”要素は重要だと思います。
ワンパターンといわれても仮面ライダーは悪いことをしている悪の組織の怪人を倒すとすっきりするわけで。
まあ555とか01とかはそんなに単純ではないですが。
また、転移転生の主人公はニートや社畜やいじめられっ子にスクールカースト下位が多かったり、現地主人公でも不遇職や不遇スキルだったりするのも、本来は頑張っていてもそういったレッテルのせいで報われない人物が何らかのきっかけで報われるようになったのが良かったのだと思います。
ただ報われることと同時に特に主人公に悪意を持っていない弱い人に被害を与えないというのも気をつけなくてはいけないのでしょうけど。
オーバーロードのアニメがリザードマン編以降の評価が微妙になり、イキリ骨太郎と呼ばれたりするのはそのあたりが引っかかるのだと思いますし。
これは作者と読者や視聴者では快不快の受け取り方がズレやすい気がしますけどね。
あとなろうでは無双とか追放とか悪役令嬢ざまあとかじみぼっち主人公の学園ハーレムとかばかり読まれるといってもそれは読者のニーズがそうなのでしょうがないですね。
アンケートの結果でマクドナルドでヘルシーメニューを取り入れても全く売れなかったように、恐らくなろうの読者の多くは手軽にフィクションとして願望を満たせればいいのですから。
専門的な知識が必要そうなお話はなんかめんどいとなってしまうのでしょう。
読者なんて作者の性癖・趣味・嗜好・思想を理解してくれる人だけでいいと考えたほうが、多分すっきりかけると思いますよ。




