なろう系書籍化作品が仮想戦記と同じ道を歩むなら寿命はせいぜいあと5年位かな?
さて、以前に”2018年は文庫ラノベの売上はかなり大きく落ちたようです”でも書いたのですが、現状ではラノベの出版タイトル数は大きく低下していないようですが、売上冊数自体はかなり減少してきているのは間違いないようです。
そして新しいパターンというものがでてこなくなりつつあるとも思います。
で、現状のラノベをかつての架空戦記と重ね合わせると2020年代はかなりやばそうな気がします。
仮想戦記は80年代に生まれて90年代にはかなりヒットしましたが2000年代には飽きられて2000年代なかばには書店からほぼ姿を消してしまいました。
これは最終的には似通った作品ばかりになって新規層の取り込みができなかったのが理由にあると思います。
そして現状のラノベですが書店に並んでるのは人気シリーズの最新巻だけということも多く、アニメイト・とらのあな・メロンブックスと言ったラノベや漫画が強い特殊な書店以外では棚からラノベが姿を消しつつあります。
小説家になろうで無料でも読むこと自体は、あいている時間の適度な暇つぶしとしては優秀だと思うので、まだそこまで過疎らない可能性が高いですが、書籍化作品はどんどん厳しくなっていきそうです。




