日本では実質的な一夫多妻制や一妻多夫制が静かに進行中らしい
さて、厚生労働省のHPなどのデータによりますと現在の日本では生涯未婚率は男性で23.4%、女性で14.1%と35歳以下では男性が47%に対して女性が34%、29歳以下だと男性が72%に対して女性が61%と大きな開きがあります。
この数はおおよそ300万人ほど男性が多い計算でこのうちの190万人程はそもそも男のほうが多く生まれていることによります。
残りは日本の再婚の事情によるようです。
日本の婚姻数は昭和47年(1972年)は109万9984件ありましたが、それ以降は減り続け、平成30年(2018年)の国内の婚姻件数は59万件まで激減しました。
この婚姻数は、初婚数と再婚数を合算した数字で、初婚同士の婚姻に限ると、昭和47年(1972年)は98万件で最大値を記録していますが、2015年には約46万件と半分以下になっています。
その一方で、再婚数は昭和47年(1972年)の12万件から、昭和47年(1972年)の17万件と、1.4倍になっており婚姻全体に占める再婚の割合も、11%から27%へとほぼ3倍に増えています。
そして男性の再婚率がおよそ20%に対して女性の再婚率は17%程度のようです。
なお50年第60年代は女性側つまり男性との死別で30歳から45歳程度でも10%を超えていたようですが、70年代には45歳で5%以下になっていますね。
で、お互いが再婚同士は35.9%、再婚夫×初婚妻は36.4%です、初婚夫×再婚妻は27,2%あるそうです。
で再婚夫×初婚妻は実質的な一夫多妻、初婚夫×再婚妻は実質的な一妻多夫と言えるわけですね。
いや、結婚離婚再婚の流れがもてる男女が多数のセフレを抱えていると言うことの延長になっただけかもしれませんが。
そうなる理由は主に経済力の問題や恋愛や結婚に対する適性によるものなのでしょうけども、再婚する離婚歴のある男が、初婚の女性と結婚して、それを何度も結婚離婚を繰り返す男がいると生涯未婚の男が増え続けることにもなるわけでもあります。
で、こういった事実上の一夫多妻をしてる離婚男が離婚した妻子に養育費用をちゃんと払ってるならいいのですが、大抵はそうでないというのも問題なのですよね。




