日本の11月工作機械受注は前年比37.9%減……これかなりやばいのでは?
さて、日本工作機械工業会が12月10日に発表した11月の工作機械受注額は、前年比37.9%減の817億0100万円、このうち、外需は前年比32.0%減の503億1400万円で、内需は前年比45.5%減の313億8700万円と外需、内需とも前年比で大幅に減額になっているようですね。
これまで精度や耐久性などが要求される工作機械では米独日の独占に近かったのですが、安さで中国がかなりシェアを延ばしているようなのですね。
ただ中国製工作機械は典型的な安かろう悪かろうで耐用年数が極端に短いし精度もアフターサービスも良くないようなのですが、ここ最近は技術の変化が早いこともあったりして、DRAMなどのメモリーと同様に耐用年数が長くなくても安い方がいいという流れなのかもしれません。
そして年末のボーナス期のはずなのに今年は繁華街は閑古鳥が鳴いてますし、個人的な体感ではリーマン・ショック後でも今年の年末は1番の不景気に感じます。
実際2019年の飲食店事業者の倒産は11月までに668件で、既に前年の653件を上回っており、2019年はこのままのペースで推移すると通年の倒産件数は728件前後となり、過去最多を更新する可能性が高いようですしね。
更に増税に対するキャッシュレスポイント還元を早めに終わらせる所も出てくるようですが、それらが完全に終わればさらに売り上げは下がる可能性が高そうです。。




