330/482
10月の小売り販売額は前年比7.1%減の11兆0900億円で2015年3月以来の大きさ
さて、経済産業省が28日公表した商業動態統計速報によると10月の小売り販売は前年比7.1%減の11兆0900億円でやはり大きく落ち込みました。
これは消費税率が8%に引き上げられた2015年3月以来だそうですが、まあ当然ですね。
コンビニエンスストアは前年比3.3%増とプラスだそうですが、これは増税対策としてのキャッシュレス・ポイント還元によるもののようです。
そして増税による税収よりポイント還元による支出が大きくなり、結果として千億円を超える赤字になる見込みでこれはますます膨らむ可能性が高いみたいです。
経団連関連企業さえ儲かれば日本の税収が減ろうがどうでもいいのでしょうけど、10月から来年6月までのたった9か月だけの政府の還元事業が終われば、ますます消費は冷え込むと見られてます。
それでも法人税減税と引き換えの消費税15%への増税はするつもりでしょうけど結局は自分たちの子孫が破滅するだろうといい加減わかっていただきたいものです。




