2020年3月の予想ではリーマン以後初 上場企業2年連続減益へ製造業は2ケタ減……で済めばいいけど

　さて日経新聞によると７日までに決算発表した９７２社を対象に集計したところ上場企業の２０２０年３月期の純利益が前期比４％減と、２期連続の最終減益で非製造業は純利益１％増を見込むものの、製造業では１２％減と２ケタの減益予想で、２期連続の減益は、２００８年のリーマン・ショック以後で初めてだそうです。

　世界的な自動車や船舶の売り上げ低迷などに加えて中国との販売競争での敗北などもあるようです。

　ちなみにトヨタの販売台数はフォルクスワーゲンに抜かれて世界第１位から２位に転落しています。

　そして今年の先月に国内で販売された新車の台数は去年の同じ月と比べて、およそ25％の大幅な減少だそうですが紳士服などのアパレルもかなり打撃を受けてるようです。

　2014年の5%から8%への増税では消費支出は9.2%も減少し、その落ち込み具合はリーマン・ショックや東日本大震災の影響をも上回るものだったそうですが今年はそれも上回るかもしれません。