なろう系がたたかれているというのは実は拡散力がある声の大きい人がほどほどいるというだけじゃなかろうか
宇崎ちゃんの献血ポスターなどのやり取りを見て思ったんですが、なろう系はたたかれているというのは結局少数の声の大きなしかし拡散力がある人間がそういっているだけなんじゃないだろうかという気がしてきました。
ただなろう原作小説のみならずラノベのアニメ化の場合、アニメ化する際の原作で重要なシーンや情報などの取捨選択に問題がある場合も結構ありますけどね。
もともと、『魔法科高校の劣等生』『オーバーロード』『この素晴らしい世界に祝福を!』『Re:ゼロから始める異世界生活』までは必ずしも”なろうらしいなろう作品”というわけではなかったような気もしますし。
とはいえ二次創作の最低系ともかぶるのですけど……
・主人公は初期設定段階あるいは作中の初期段階で最強の戦闘力や特殊能力を持つ。
・主人公の精神的傾向として自己陶酔や被害者的心情が強い場合が多く、たいていその力でイキリまくる。
・周囲の登場人物は地位があってもなぜか無能で、主人公を貶めようとして返り討ちに合うか、地位もあって有能なのにあっさり主人公の協力者になる。
・男性主人公の場合にこポ・なでポ・平等ポ(特殊な立場の自分にも普通に対応してくれるという理由で惚れる)、救出ポなど複数の女性が大した行動や理由ではないのに惚れこむ。
といろいろとなぜそうなるのかという説得力が弱かったり、まったくなかったりするものが多いのも事実なのですけど、多くの場合はそれはテンプレなので省略してしまうというのが問題なのでしょう。
劣等生のお兄様は確かに最初から最強だけどちゃんと理由はありますし、魔法科高校での実技テストは苦手という弱点はあるのでそういったことは考えていったほうがいいのかもしれません。




