なろうのテンプレは読み飽きたという人はSCP Foundationを読んでみるのがいいかも
さて、私は最近SCP Foundationというコンテンツが非常に面白く感じて、結構ちまちまと記事を読んでいます。
知ってる人は知ってると思いますがSCP Foundationを知らない人のために簡単に説明するなら、クトゥルー神話体系がシェアード・ワールドとして拡めた楽しみ方を、現代らしく趣向を変えてそういった恐怖感のテイストを取り込んだ主に英語圏のSF&ホラーテイストなシェアワールド創作作品群で、SCPオブジェクトと呼ばれる異常な物品・生物・現象・場所などの「Secure(確保)・Contain(収容)・Protect(保護)」を目的として活動する財団と言われる存在を中心にしたお話でノリとしてはクトゥルフ神話や2chオカルト板のスレッド「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」(洒落怖)みたいなのりですね。
SCPオブジェクトとして割と有名なところが内気な中年とか不死身の爬虫類と呼ばれるなんかよくわからんけど強力で破壊的な存在だと思いますけど、むしろ正体がはっきりしないけどその中に入り長い時間が経過すると怪異が起きる空間の探索(そして大抵はDクラス職員という死刑囚などの使い捨て要員が投入されひどい目に合う)ほうが私の好みです。
たとえばSCP-087 – 吹き抜けた階段とかですね。
そしてこのコンテンツはおそらくなろうのハイファンタジーが大好きな読者さんにはあんまり受け入れられないでしょう。
なろうの作品は”登場人物のようになりたい”という作品ですがSCPなどのホラーものは”登場人物のようになりたくない”というものですからね。
ただ、SCPはパクリやネタかぶりは基本アウトなので、なろうのテンプレに辟易してるという人はおそらく面白く感じると思います。
とはいえ2015年くらいにはすでに今のSCP財団はつまらなくなった、かなり馴れ合いやネタ切れがひどいとは言われていますけどね。




