技術はどんどん変化するが商売形態はなかなか変わらないからなぜ?となるのだろう
さて、今現在は世界的に第四次産業革命の真っ最中だそうです。
第1次産業革命は19世紀のイギリスで石炭を使った蒸気機関の発明により、川の流れのある水車でしか出来なかったことがどこでも行えるようになり、主に繊維産業などの軽工業が「機械化」されました。
第2次は20世紀のアメリカやドイツ・フランスで石油の内燃機関や電力モーター、プラスチックや化学繊維などの石油化学製品を使うようになり、これにより「大量生産」が可能になりました。
第3次は20世紀中盤から後半でMC旋盤や工業用ロボットなどがプログラムによって、そのプログラム通りに機械が自動的に動くようになり「自動化」されました。
またインターネットの発達によってデータのコピーが簡単かつ安価にできるようにもなっています。
そして第4次は現在でAIやブロックチェーン等によるデータの共有で、機械が自律的な制御を行え、様々なものが3Dプリンターによる安価な製造も可能なまで進んできました。
またスマホの普及でいつでもどこでも手軽に情報やデータが手に入るようになりました。
大雑把にまとめれば第1次産業革命では、職人の技量や体力知識に頼らすに機械である程度の品質の製品を平均的に作れるようになり、第2次産業革命で大量の機械で大量のエネルギーを投下して大量に製品を作れるようになりました。
しかし日本の産業革命の意識はここで止まっているものも多いですね。
第3次産業革命で、指示を与えてスタートさせれば機械が自動的に動いて作るようになり、音楽や文学等のデータは安価にコピーできるようになりました。
そしてスマホの普及で情報やデータはどこでも共有できるようになっています。
これに対してたとえば映像や音楽、ゲーム分野では最初はコピーをさせないという方式をとってきたのですけど、最近は月額500円とかの安価に映像や音楽を配信する方向へ変わってきていますね。
出版に関しては漫画の電子書籍化がようやく進んできたか? くらいで未だに旧態依然とした方式から抜け出せて無いところが大きいですけど。
第4次産業革命で、そのつど指示を与えなくても機械がデータから効率よく資源などを分配できるようになって来ているはずですが、この分野は日本ではまだまだ進んでいません。
コンビニやスーパーなどで情報を共有させれば無駄な廃棄物を劇的に減らせるはずなんですが、あくまでもコンビニは個々の利益を優先しているから無理なのでしょうね。
また元請けから孫請などに何度も何度も仕事を飛ばしたり、間に問屋が他数に入ったりする方式ももはや時代遅れなはずなのですけど。
大量生産大量消費から効率の良い共有社会へと転換出来るのはいつになることやらですが、おそらく日本もいずれはそうならざるをえなくなるでしょう。
映像や音楽がコピーを防止しようと業界が必至になったところで、データ配信化の流れはかえられなかったように。
ゲームがある程度の定価販売から基本無料で一部の重課金者で支えられる構造に変わったように。
ならばアニメのDVDが売れなくなってくるのも当然で、動画サイトも動画配信サイトもなかった時代はOVAを買うのが普通だったけど、今はもう違うわけでとりあえず見たいものは月額いくらの配信でみて、どうしても手元においておきたくなったらコレクションとしてDVDを買うという方向に変わってきているのでしょうね。
小説もWEB上で無料で読めれば十分となり、本を買って手元に置いておくというのは好事家の行なうこととなっていきそうです。
個人にとって差はあるのでしょうけど映像や音楽、文章を一度だけ楽しんで、消費するだけの娯楽と考える人も増えたのかもしれません。




