ガソリンを使った放火はナイフや毒ガスよりよほど危險であることを真剣に考えるべきかもしれない
他の方々もすでに書いている京都アニメーション放火事件ですが、33人がなくなったというのは1982年2月8日に起こったホテルニュージャパン火災と同じであって、火というものはナイフ、金属バット、毒ガスなどという凶器などよりもよほど恐ろしい凶器になるのだなと改めて思いました。
現在でも放火は火事の原因で一番で、平成13年(2001年)歌舞伎町ビル火災では44名が死亡していまして、これの出火原因は放火と見られていてますが、このときとは状況が全く違います。
歌舞伎町ビル火災はおそらく放火犯に明確な殺意自体はなかったと思います。
もっとも44人もの死者を出してるので、放火犯が逮捕されたらほぼ死刑間違いない気がしますけど。
京都アニメーションの場合は建物の入口は普段はセキュリティロックが掛かっているが、事件当日はNHKの取材対応のためセキュリティが解除されており、そのために犯人の侵入を許すこととなったそうですが、これ犯人はわかっていたようなのですよね。
そして犯人には黒子のバスケ脅迫事件や附属池田小事件、下関通り魔殺人事件、Hagex氏を刺殺した低能先生の事件などのような「無敵の人」によるものでしょうけど、家庭が貧しいのか豊かなのかどうか自体は宮崎勤事件などを考えると、必ずしも関係がないかもしれません。
彼等は自分が不幸だと思い、彼等から見て成功していたりして幸せそうな人間を殺すことで自己満足をしたいのではないかという気がします。
しかし、周囲や社会が悪いのだーから俺より弱いそうなやつを殺してやるーにつながるのはどうにかならないものかと思うのですけど、これはどうようもないのでしょうね。
もっともガソリンの携行缶への販売に関しては、何らかの規制が入るかもしれませんが。
社会がそういった人たちを排除するのが悪いと言われても、問題行動を起こしているのは当人たちなのでどうにもならないのがなんともなのですけど。




