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水源の過去エッセイまとめ  作者: 水源
2019年7月

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自分探しには指標も必要、創作をする場合は創作論的な手法などはツールとしてうまく使うべきじゃないかな

 昔は”自分探し”の旅というのが流行りました。


 何をしてよいかわからないし、何からはじめてよいかもわからない、でも現状には満足できない。


 だから日常からはなれて旅に出て自分にあったことを見つけるとか、自分にあった職に出会うまで転職するというやつなんですが、まあ大抵は何も見つからなかったようです。


 まあ、自分探し=幸せ探しで、自分探しをしている人は結局は現実を受けいれられず、今の環境で評価されないのは周りがおかしいからで環境さえ変われば評価されるはずだ、なんて感じになるわけですが、大抵はそんなに違う環境なんて無いですからね。


 これって異世界転移転生とか追放物の根幹となる構造の気がするのである意味、なろう的な作品は自分探しをしたら都合よく自分を高評価してくれる存在が見つけてくれた場合の話なのかもしれません。


 それはともかく、小説を書くときにも同じような状況になったりはしますね。


 ”あの作品あんなに読まれてるのに自分の作品は……”

 ”あの作品にはFAがいっぱい送られるのに自分の作品には……”

 あの作品にはあんなにいっぱい感想が付いてるのに自分の作品には”


 みたいな?


 でも、これは自分にあった書き方で読者に受ける方法をまずは試行錯誤して見つけるしか無いのですよね。


 で、そういうときには創作論的な手法・方法というのは具体的な方個性を持っている利用可能なツールとしてはそれなりに有用かと思います。


 ただし合う合わないは個人差がありますので、それに囚われすぎるのも良くないと思いますけどね。


 たとえば私はプロットもキャラクタ設定もほぼ決めないで作品を書いています。


 どんな時代でキャラクターに何をやらせたいのかその目的だけ決めて、後は頭に思いついたものをまとめいていくだけで、キャラクターの細かい設定は話をかきあげていく中で決まっていきます(おい)


 なんでキャラクターがちょっとぶれたりもするわけですが、決めたプロットや設定どおりに動かそうとしてもうまく動かせないので話が書けなくなるというようなことはないですね。


 ああ、書籍化する時は編集さんや絵師さんに物語やキャラクターの造形を把握しても豪うためにプロットやキャラクター設定は必要になりますけど。


 こういうやり方が会う合わないというのは個人によってかなり違うと思いますけどね。


 たとえば料理やお菓子を作るにしてもレシピがあってそれを守ればある程度は美味しくできるものですが、その出来上がった料理や菓子の味が自分にあうかどうかはまた別なので、そこから先は自分にあうようにするのは工夫次第という感じだと思うんですね。


 小説を書くのも同じようなことがいえて、テンプレや創造論的な創作の手法というのは何もわからない状態から手探りで全部やるよりはそれを利用してみて合う合わないで取捨選択していけばいいのでないかなと思います。


 それとともに好きな他の作家様の作品に感想を書く、感想をもらったら返す、そこからお気に入りに入れる、活動報告に書き込みを行なうなどで交流を作るのは大事だともわたしも思います。




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