主人公が求めるリスクが低すぎても高すぎてもライバルに苦戦しても早めに叩き潰しても読者は不満をもつものらしい
さて、賭けグルイの最新刊をよんでみて、やはりこの作品は王道というか、主人公側がめちゃくちゃ窮地に陥るが最終的にはそれをはねのけて逆転勝利するという図式が確立してるなと思います。
特に漫画においては主人公は多かれ少なかれいろいろな意味での100%勝てるわけではないギャンブルをして一時的に窮地に陥るけど最終的には勝利するというのはやはり王道だと思います。
主人公の行動にリスクがあってそれにより先が読めないほうが面白そうではあるんですけど、なろうだとそういうのもいまいち受けない場合があるのかなとも思うんですよね。
後ライバルの嫌がらせを一方的に受けるのもあまり評判は良くないけど、ライバルになる存在をあまり早く潰してしまうのも気に入らない場合があるようです。
わたしの作品だと吉原の最初の方の惣名主の嫌がらせになんとかならないのかという意見がありましたし、島津の話で信長を無名な初陣で殺したり、派遣社員のやり直しでやわらか銀行をまだ有名でないうちに叩き潰したりもこれはあんまりと言う意見があったりですね。
まあ、すべての読者に不満を持たせない話を書くのはどだい無理なので、123便の当初の陰謀論的な内容のような明らかに読者の反応が悪すぎる場合を除けば、あんまり気にしないで好きなように書くのが一番かなと思いますけどね。




