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水源の過去エッセイまとめ  作者: 水源
2019年6月

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なろうで受けるには爽快感、すなわち”思い通りに物事を動かしたい”という制御欲求を満たすのが大事っぽい

 なろうで受ける作品というのは無双とか追放とかざまあとか、基本的には爽快感を得られる作品であることが多いと思います。


 んじゃ、なんでそれが受けるかというと、それは誰もが持っているはずの思いどおりに物事を運びたいという、制御欲求に基づくものだろうからですね。


制御欲求というのは”自分の思い通りに物事を進めたい、他人を従えたい”など、思い通りに行っていないものを自分の思う通りに制御したいというもの。


 これは大きなくくりで言えば生存本能に近い安全欲求に入る欲求で、生命の危機を回避したい、最低限の生命の危険がない安全で安心な暮らしがしたいという欲求ですね。


 で、安全欲求が満たされていない状態では不安、緊張や怒りといった精神状態になるわけですが、現実で制御欲求が満たされていなくても、なろうの作品を読んで主人公に共感してその行動が現実では満たされない制御欲求を満たすもの、やりたいと思っているけどできてないもの、たとえばお金を使い放題使うとか、何でかよくわからないけど美女にモテるとか、嫌な上司を見返すとか、であれば制御欲求が満たされ脳が現状は安全であると認識し、それにより報酬系が刺激されてドーパミンが出て楽しいとか嬉しいと感じるのでしょうね。


 なのでヘイト展開、正確に言えば出口が見えなかったり展開へ入ることになった理由に納得が行かないとそれは嫌われるのでしょうし、ヘイト展開が解消されるという引きを早めに読者に示すのが大事なのでしょう。


 まあなので、主人公の立場とかはやはり読者に共感を覚えられるものでないとなかなか読まれないので、特権階級的な人物が好き放題しているのではだめなのでしょうね。


 そのあたり無双とかだと結構さじ加減難しいと思いますけど。

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