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水源の過去エッセイまとめ  作者: 水源
2019年6月

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日本の国会議員の年収は7000万以上? 必要経費はちゃんと分けて考えるべきだがそれが曖昧なのが問題

 さて、日本の国会議員は一体どのくらいの年収なのか?


 まず、国会議員の給料は、平成13年度で、議員の歳費は年1650万円、期末手当717万7500円で合計2367万年ほど。


 その後で議員歳費削減を行い現在では年1528万円、期末手当635万円で合計2163万円までは下がったようですが、これはアメリカやドイツ、イギリスなどに比べればかなり高いです。


 アメリカの国会議員の年収は1357万円、イギリスは約970万円で、ドイツが年収947万円。


 これは為替レートによって実際は異なるのですが、基本的に日本の国会議員の給与自体が高いのは事実なようですね。


 これに加えて国会議員には毎月文書通信交通滞在費という手当が毎月100万円支給され、この手当は無税になっており何に使ったのかの領収書も不要となっています。


 それとは別に立法事務費が毎月65万円が支給されますが、これも収支の報告義務が無く実際どのように使われているのかがいまいち不透明です。


 更に秘書3人までの給与に当てられる秘書雇用手当が年間で約2500万円支給されますので、これら全てを合算すると日本の国会議員は年収6750万円ほどということになります。


 これとば別にこの金額は政党によって異なりますが政党交付金が、およそひとりあたり100万円から1000万円ほど支払われているようです。


 とまあ、これだけ見ると政治家はとんでもない高給取りのように見えますが、実際にはこれ必要な経費と収入が一緒くたにされて、経費も使いみちや金額がはっきりしないのが問題なのですよね。


 アメリカの場合は下院議員で年額1億以上、上院議員には年額2億以上の職務手当が実質支給されているようですが、アメリカの議員手当は、あくまでも最初に自腹で払った経費に対してその内容をちゃんと明示した上で請求して費用を弁償してもらいますが、日本の場合は最初に割り振られた金額が必ず渡されしかもそれが定額で使い切らなくてもそれを戻す必要もありません。


 まあアメリカの場合は移動の経費だけでも日本より高くつくでしょうし。


 イギリスの場合は年収が970万円に加えて、スタッフ経費が1310万ほど、事務所経費がが340万ほど、宿泊経費が360万ほど、ロンドン費用手当が110万ほど、通信経費が150万ほどで、各種マイレージ手当が約200万ほどなので、イギリスの国会議員一人あたりにかかる年間費用は3440万円ほどで、政党への助成金もあるが、日本に比べて極端に低額で、一人あたり約45万円程度なので、そういったものを含めても議員一人あたりの年間の給料経費の合計は3500万円程ほどで日本の半分です


 そしてアメリカやイギリスにくらべて日本は経費の内容が不透明すぎる上に、東京に近かかろうが北海道や九州から来ていようが支給額が一律おなじなのは普通の会社であればありえないことです。


 まあそれ以前に年収2200万円はやはり単純に年収として高すぎなのではないかと思いますし、そのせいで普通の家庭、特に若者の実情とかがわからないのではとも思います。

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