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水源の過去エッセイまとめ  作者: 水源
2019年6月

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文字媒体はゲームやアニメに比べた時に制作の敷居やコストの低さは利点でもあり欠点でもある

 さて私は以前に”小説は供給が需要に比べて多いので読んでもらうのは大変だけど、結局は作者が書きたい物を書ける内容でなおかつ読者の読みたいという感情を刺激する作品を書くしかないんだろうね”というエッセイを書いています。


 そこで、無料のWEB小説は、おそらく”読みたい人”の数やそれを読むことかけられる時間に対して”書く人”がおそらく多すぎるのですね。


 とも書きました。


 しかし、これは無料のWEB小説だけでなく、昔から文字媒体そのものの性質がそういうものだったのではないかとふと思ったのです。


 きっかけは昭和50年代の話を書き始めたことで、RPG的な要素を持った娯楽としてゲームブックがこの頃登場しています。


 1984年の『火吹山の魔法使い』が社会思想社より刊行それがかなりの人気になって、翌1985年には『ソーサリー』4部作1986年にはドルアーガの塔3部作やネバーランドのリンゴなども登場してゲームブックはブームとなりましたが、ファミコンゲームでは1986年にドラゴンクエスト1が発売されましたが、まだRPG的なゲームは少数でそこまで大人気とは言えませんでした。


 しかしファミコンゲームとして1988年にドラゴンクエスト3が発売されると社会的現象となるくらいのヒットを記録し、RPGの人気はコンピューターゲームに移り、さらにゲームブック自体がこの頃は粗製乱造されてつまらないと飽きられ1990年にはゲームブックの新刊はほぼでなくなっています。


 これは遊ぶ方はファミコンなどで手軽に遊べるようになったこと、ゲーム会社にもRPGの作成ノウハウが蓄積されてきたこともあると思いますが、書籍とゲームの製作期間や制作できる量やコストの差でもあるのでしょう。


 文字媒体はゲームのプログラミングや音楽制作などに比べてそれができる人数が圧倒時に多いため、作ろうと思えばかなり早く作れ量も揃えられますが、それゆえに粗製乱造されやすく、違いもわかりにくくなり、飽きられるのも早いのでしょうね。


 そしてゲームに比べれば文字媒体は制作のためのコスト自体も比較的安いので、比較的粗製乱造が起こりやすい気がします。


 いや、ヒットしたゲームに似たようなクソゲーも山ほど作られるものではあるんですけどね。


 これはアニメについての比較も同じでラノベのアニメが作られる頃にはもうそのラノベのジャンルの流行が終わっていたりするのも、制作にかかる時間やコストの差のためなのでしょう。


 そういう理由で文字媒体は指示全塗される場所が不事前でなくなっていく速度が早い一方で不事前さが加速することもあるのは面白いなと思います。


 中学生やニートが転生しても知識チートするのはおかしいと言われれば社畜やおっさんに主人公がかわってそのあたりの整合性を取る一方で、ゲーム世界に入り込んだからこそのステータスオープンが普通の異世界になってもあったり、乙女ゲーム世界の悪役令嬢になった場合、婚約破棄をする王子はゲームの設定からずれた行動が出来ないからおかしくなるという前提が、ただの異世界になるとなんで此のようにおかしな行動をこいつは取るんだと感じたりですね。


 文字媒体というのは何かが流行になるとそれが広まり、量的にに増えるのも早いけどそのぶん粗製乱造されやすくて、廃れるのも早くなり、また新しい流行となる違う何かが出てくるということで、漫画とともに娯楽の流行の最先端でもあるのかなと感じます。


 マンガも合わせてるのは文字媒体は日常系みたいなジャンルとはあんまり相性が良くないように思うからですけどね。

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