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水源の過去エッセイまとめ  作者: 水源
2019年6月

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チート物を読んで主人公の行動になんかもにょる場合があるのはむしろお前がザマアされろという行動をした時なんだろうね

 もうタイトルが全部なんですが、異世界無双モノに不快感を感じるとすると、それはお前のやってること本来の悪役と同じだろ、なんじゃないかなと。


 そもそも常識外れでモラルもなにもない主人公が相対的弱者を蹂躙して、それに対して周囲は賞賛するだけで、行動を咎める奴がいないと主人公が「ファニーゲーム」の犯人と変わらなくない? と思ってしまったりするわけです。


 もっとも単純に主人公の性格や行動が単純に私とあわないだけかもしれないですけどね。


 ただ読者に受けを取るには”主人公はここでこういう行動をしたほうがいい”というものが先走りすぎて、どうして主人公はそういう行動を取るのか? という背景とか設定とか理由がいまいち見えないのが違和感というか不快感になるのかもなとも思います。


 オーバーロードのアインズは人間でない化物になって精神もそれに引っ張られていると言ってもなんだかんだで小心なところもあって、部下に振り回されて苦労している人間らしいところが残ってる感じがしますが、魔法科高校の劣等生の司波達也はそのあたりが感じられないから、私は横浜騒乱編以降は特に彼に魅力を感じないのかもしれません。


 受験テクニック的には国語を理解するのは4W1HつまりWhoだれがWhatなにをWhenいつWhereどこでHowどのようにという事実を整理する事が大事なようですが、小説では本来はWhyなぜが一番大事なはずなんですけど、これも考え方が古いのかもしれませんね。


 犯人の殺人の動機のWhyなぜを重視していない名探偵コナンが今でも大人気なのを考えるとそんなものかもしれません、そのせいでスピンオフの犯人の犯沢さんでは”ここって本当に日本なのか?”という場所になってるわけですが。


 後、コナン世界の発明品と空手と奇術(マジック)は万能すぎw


 そして金田一少年の事件簿・犯人たちの事件簿を読むと殺人のための動機とそのためのアリバイトリックというものにこだわりすぎると、かえってその行動が不自然になってしまうというのもよくわかってしまうんですけどね。


 たとえば黒死蝶殺人事件の犯人が殺された母親の復讐のための殺人トリックのために、復讐相手に気に入られるために必死に媚び売って、殺す予定のその娘の婚約者になるのにすごい時間をかけてるとか本末転倒だよねと感じたりしたわけです。

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