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水源の過去エッセイまとめ  作者: 水源
2019年5月

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もちろんハーレムだって面白い作品はある

 さて、最近読んだ漫画ではジャンプの”僕たちは勉強ができない”は良いハーレム作品だと思います。


 主人公が元は全然勉強できなかったのに努力して良い成績を取れるようになり、お人好しで頼まれたら困ってる人は見捨てられないタイプの人間で、校長のせいでヒロインズの勉強の面倒を見るわけになって、そこから芋づる的にヒロインが増えていくのですが、彼はもてたいと下心が有って女性の勉強の面倒をみてやってるわけではないのがいいのでしょうね。


 仮に頼まれたのが女性じゃなく男性でも彼は同じように面倒を見ると思いますし。


 個人的には幼馴染エンドを迎えてほしいけどやっぱり幼馴染は負けフラグっぽい気はします。


 頑張れ人魚姫。


 逆ハーレムの”わたしがもててどうすんだ”も完結しましたが、最終的に主人公が太っていたときから良くしてくれていた先輩と結ばれたので個人的な不満も少ないですし、今までも先輩とくっつきそうな描写が多かったですから安牌なかんじですね。


 さらにいえばToLOVEるくらい突き抜けてるとまあこれはこれでいいのかという気もします。


 逆に気持ち悪いと感じるのは終末のハーレムでしょうか、男性が病気でほとんど死に絶えたので裸の女性が男性に迫ってきて男性が好き放題出来る世界なのですけど、一応主人公は幼馴染に操を立ててる感じなんでまだ少しはマシなんですけど、その他の2人の主人公格たちにともかく手軽にいろんな女性と性行為させたいみたいな感じに見えるからですかね。


 ハーレムというとはがないが叩かれたのはメインヒロインっぽい夜空や星奈は付き合えないごめんといい、BL趣味は偽装だといった理科に告白して振られて幸村にアプローチされてなし崩しに付き合うことになって最後は結局別れるという、いままでの物語は一体何だったんだろう?という結末だったからでしょうし、俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件の最終巻が荒れたのは一般文芸の『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の執筆やラノベ作家の名前を捨てるためにために無理やり打ち切った感じに見えたからでしたが、ハーレムものの印象も主人公などの性格次第なのかなとは思いますね。

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