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水源の過去エッセイまとめ  作者: 水源
2019年5月

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これから10年で日本の人工は下手すると250万、日本人の人口は下手すると500万減るかもしれない

 さて昨年の日本の人口減少は当初の35万を超えて40万だったようです。


 以前書いたエッセイではだいたいふ1年あたりの人口減少は20万くらいだったはずなのですが昨年はその倍になるなどちょっと予測を上回りすぎでした。


 そして今年も前年同月比では同じ程度で人口減少は進んでいるようですが死亡率が高まるのは寒い時なので更に悪化するかもしれません。


 人口が一年で40万50万人減ったところで大したことはないと思うかもしれませんが、これからも人口が減り続ければそれだけ様々な需要が減っていきます。


 建築業界は空き家率が上がってるのに新築の家を立てまくってますけどおそらく今後は売残りもますます増え賃貸住宅の空き家率もあがるでしょう。


 アパート経営を頭金無しで始められますなんて誘いに乗ったらおそらくすべてを失う可能性が高いですし不動産価値はどんどん下落するでしょうから高いローンを組んで家を買う意味は余りなくなっていきそうです。


 デフレでは高額なものを持つと損をしますからね。


 私が小学生の頃は新築の家を立てて10年も住めば土地の値段があがるのでその家を売ってまた新しい家を建てるなんてことができていたのですが、土地の値段は上がり続けるものと当時は皆考えていて、地上げ屋などもはびこった挙げ句、土地バブルが弾けて現代では古い家はぼろぼろな空き家のままだったり、解体してコインパーキングになっていたりもしますが、大田区でのコインパーキングも一日24時間止めて500円などもうものすごく安くしないと止めてもらえない物も多いようです。


 その割に店頭で見ると月極で2万以上したりする駐車場もあったりしますが場所の問題かもしれませんし不動産としては値段を下げられないだけかもしれません。


 それはともかく日本人の人口減少はかなりやばくそれを外国人の流入が多少緩和して日本の人口の減少を多少は遅くしていますが、毎年日本人が50万近く減って外国人が20万近く入ってくるのが進んで日本人が100万人近く減って外国人が50万入ってくるとかが続くと日本の人口の外国人の比率も結構高まってきそうです。


 その前に日本やべえあんな国ではたらきたくねぇと思って外国人が入ってこなくなる可能性もありそうですけど。


 外国人技能実習制度の悪評はなんだかんだで広まってますしさらには、「高度プロフェッショナル制度」が年収などをの適用範囲を拡大して低い年収でも適用されるということも十分ありそうですし。

 これ以前は「残業代ゼロ法案」やら「脱時間給制度」・「ホワイトカラー・エグゼンプション」などと言われて反対されたものを今国会で採決してますからね。


 水道民営化や種子法廃止なども採決されててTPPも同じように採決されてますが国民の生活が苦しくなる方向になる可能性が高いものばかりです。


 現在の20代の未婚率は男7割女6割で半数以上が未婚ですがこの割合がもっと高くなるでしょう。


 そうなると出生率も1以下になり生まれる子供は大人二人で1人以下となりそうです。


 例えば100万人の男女がいて割合が半々だとしたら結婚できる女性が四割で子供を平均二人産み育てても40万人にしかなりません。


 更に40万人の半数が女性だとしてその四割が二人産み育てても16万しかうまれてこないということになります。


 その結果夕張のように破綻する自治体が激増するでしょうね。


 最終的には日本そのものが夕張のように破綻することでimfなり国連なりに監視されるのかもしれません。


 その時は政治家も狡兎死して走狗烹らるになるでしょうけど。


 何れにせよ福島の原発事故の影響は広島・長崎・ビキニ・チェルノブイリなどのケースからみて10年後から15年後には最も重くくのしかかってくる可能性も高く、これから先は日本国内での様々な需要は経済状況の悪化に加えて人口の減少に伴いどんどん減って行く可能性が高いでしょう。


 資本主義は物を作って売り続けないと継続していけないという意味では泳ぎ続けないと死んでしまうマグロに似ていますが、果たしてどこまで物をうり続けることが出来るのか。


 ただでさえ中間層が貧乏になってしまい購買力のない人間のほうが増えているのですからこの先の日本で生きていくのは大変そうです。

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