結局カクヨムはなろうより作者にも読者にも使いやすいとは言えないのでしょう
さて”「LINEノベル」が成功するにはカクヨムと同じ失敗を繰り返さないことだと思うけどできるかどうか怪しい”では、カクヨムはまだ後発で知名度が低いだけだからまだ失敗と決めつけるには早いという感想があって、私もそれにうなずくところもあるのですが、やはりカクヨムは今の所、失敗だと思います。
登録者数はなろうが2016年の年末が89万人、現在は153万人、それに対してカクヨムは3周年のときにそれを公表してませんが、1周年で10万、2周年で19万でどう考えても登録者数の伸び率で圧倒的に差が出ています。
結局カクヨムはよみ専の登録者が少ないから、読まれづらく評価されづらいというのもありそうですし、挿絵を載せることが出来ない、ランキングが週間以上しかないのでランキングにのれる確率が少ない、なろうのようなブロックやミュートの機能が一切ないのでなろうになれた作者には荒らし的感想にカクヨム運営は何もしてくれないようにも思えるなどの理由で作者にもメリットが少ないのでしょう。
カクヨムでも感想やレビューの削除は確かにできますが、粘着的な同一ユーザーの荒らし的な書き込みに対してカクヨムは対処していないようなものなのですよね。
アルカディアは作者による感想の削除権限がなく、批判的な感想でも残ったまんまで、結局作者には無限の努力を求めながら運営や読者が好き放題していたことが原因で、作者がなろうへ逃げ出したのを考えれば、むしろカクヨムから作者がなろうへ逃げ出すのも当然かなと。
ユーザー的にも重い・見づらい・ランキングがよくわからない・検索がし辛い、そもそもなろうより作品数が少なく、しかもなろうでも読める作品のほうが多い、などかなりの面でなろうより使いづらかったり、カクヨムでないといけない理由もなかったりするのですからね。
LINEノベルもなろうから完全に移籍する人気作品の作者がたくさん出ればともかく、カクヨムに似たシステムや運営であろうことから、おそらくそういう作者はあまり出ず、結局あまり盛り上がらないのではないかな。




