同じアニメ化でも盾の勇者の評価と賢者の孫の評価はずいぶん違うようですね。
まあ、あくまでもネットのレビューなどの評価をざざっと眺めただけではあるのですが、オバロ・このすば・リゼロ・異世界魔王・盾は大丈夫だけど、スマホ・デスマ・百錬・孫はなろう系のテンプレ過ぎて無理だわという声が結構あるようですね。
異世界魔王や百錬は厳密にはなろう作品ではないですが、なろう系と認識されてると思いますのでいれてあります。
劣等生やスライムはその間で微妙な感じかな?
そもそも異世界に飛ぶ原因や過程がろくになくて、しかもそれによって得たチートが明らかに過剰かつ異世界人が何故かめちゃ弱いという設定ばかりがまかり通るのが気持ち悪いし、いきなり最強になって異世界ですげ~されて、明らかに常識のない行動や発言をしても結局すげーと持ち上げられて、女にはちやほやされるだけで、結局主人公の明確な目的はなくて、得た力で何したいかもよくわからんし、もうこのパターンはお腹いっぱいというような感じなようです。
賢者の孫の場合はよくネタにされている”また、俺なんかやっちゃいました?””おかしいってのは。弱すぎるってことだよな?”などが元社会人にしては常識がなさすぎる発言とうつるとかもあるようですし、そもそもラノベ原作アニメの場合は原作の中途半端なところで話が切れてしまうのもあるんですけどね。
そもそも主人公が有能と言うよりは余りに周りが無能すぎで、そのくせ主人公が不足してる部分を補う部分ではそれなりに有能な人もいたりするのが、その世界が神によって用意された主人公一人をすげーって言わせてチヤホヤさせるためだけの家というか箱庭になっているのが見え透けすぎなのでしょう。
それによりその世界の人間がどんな生活しているのか、生活をしてきたのかなどが全く見えないのでそれが気持ち悪いともいわれていたりしますが、これ悪役令嬢の婚約破棄する側があんまりにもおかしな行動を取るのと似てる気がします。
なんでこんな連中が国を統治してまともに運営できてるんだろうという人物が婚約破棄者には多いですからね。
盾の勇者の場合は勝手に期待して召喚したくせに、勝手に使えないと判断されて、全然ちやほやされていないのが、現実の社会に似てるので逆に共感を受けているのかもしれません。
まあラフタリアのような支えてくれる異性の存在は現実ではそうそういませんけど、その部分はファンタジーでいいのでしょうね。
尤もデスマのときもそうでしたが単純に観れば面白いという人もそれなりにいますから、現実的な生活とかも含めて作品の見かたの問題なのでしょうね。
リアリティとリアルさは違うんだけど、架空の世界でもある程度リアリティがほしいとか、ドキドキハラハラする要素がほしいという人たちには今後も無双チーレムなろう系アニメの多くは酷評されるのでしょう。
アニメ化すればなろうの読者的な層とは違う視聴者層にも目に入るので仕方ないのでしょうね。
なので、平均値とか無職転生とかがアニメ化されてどう評価されるのかもちょっと不安だったりします。




