2018年は文庫ラノベの売上はかなり大きく落ちたようです。
オリコンの年間レーベル別売上でみたところですが。
2017年1位の電撃文庫は売上3,754,276部から2018年も1位だけど、売上2,929,178部で825,098部の減少。
2位のMF文庫Jの2,417,799部も1,780,043部で637,756部の減少。
2017年は3位の富士見ファンタジア文庫は1,712,560部から6位に転落して817,532部でほぼ半減の895,028部減少。
2017年は4位の角川スニーカー文庫は1,493,490部から5位転落の855,300部で638,190部の減少と2017年の上位レーベルは2018年にはかなり売上を落としているようです。
デスマーチからはじまる異世界狂想曲のカドカワBOOKSや転生したらスライムだった件のGCノベル、そのほかオーバーロードのエンターブレイン等は売上は上がってるようですが、発行部数自体は上記のレーベルとは一桁違ったりしますしね。
そして今まで圧倒的な人気だったソードアート・オンラインの人気も陰りを見せ、昨年はオーバーロード、この素晴らしい世界に祝福を!、魔法科高校の劣等生、Re:ゼロから始める異世界生活、転生したらスライムだった件となろう作品がトップ5の売上を占め、りゅうおうのおしごと、ソードアート・オンライン プログレッシブ、ようこそ実力至上主義の教室へ、ソードアート・オンライン、ノーゲーム・ノーライフと言ったアニメ化作品がそれに続いているようです。
それにしても電撃文庫の売上の落ち方はかなりヤバそうで、カクヨムに参入したのも結構焦りがあるからかも知れません。
これは禁書やSAO、さすおにと言った人気シリーズタイトルに頼りすぎた結果でもあると思います。
高くて売れない言われながらも四六判のレーベルが増えるのは、実際は文庫だともっと売れないからなのかも知れません。
あ、これ電子書籍に関しては含まれてないので本から電子書籍に乗り換えた人もいるかも知れませんけど、漫画と違ってそこまで多くはなさそうな気がするのですね。




