アマゾンはいささかやりすぎだと思うけど出版業界は本を買ったユーザーに対して新刊情報などを送ってリピーターを戻す努力をしたほうがいいと思う
さて、風俗だけでなく水商売でも普通の飲食業でも家電販売でも利益を安定して確保するにはリピーターを作るのが大事です。
そして販促の方法は大きく分けてプル型とプッシュ型というものがあります。
プル型はその名前の通りで、情報を提示してユーザーが自ら店や売り場などにくるように引っ張る方法です。
簡単に言うとホームペ-ジや広告サイト、口コミサイトなどに「うちの会社や店はこんな物を売ってます、こんなサービスをやっています、値段はいくらです」と表示したり、会社や店の看板を出して会社や店に人を呼び込みこむものですね。
ユーザーが興味をもてば電話が来たり店などに直接来てもらえますが広告を打ってもなかなか来てもらうのは難しいものです。
プッシュ型は、会社やお店側からユーザーのところに「よければこんな商品やサービスがありますがどうですか?」と直接情報を提示しに行くものです。
化粧品や健康食品、カタログショッピングなどの通信販売のダイレクトメールや分譲マンション、ピザや釜飯、寿司などデリバリーサービス、不用品の回収サービス、水のトラブルなどのポスティングチラシ、電話回線などの営業電話などがそうですね。
風俗の場合は店のホームページや風俗の広告サイトなどにコース時間や料金、在籍の女の子や本日の出勤情報や店の場所に電話番号などを載せて店に来てもらうようにするプル型の販促をしつつ、女の子に直接お客さんとメールやSNSで営業的なやり取りしてもらったり(江戸時代の遊女も現代のキャバ嬢や風俗嬢でもそのあたりは大事なのです)写メ日記というものを書いてもらったりもしますが、お店からもメルマガを登録してくれているお客さんあてに流します。
メルマガの内容は今日の出勤のおすすめの女の子の情報や出勤時間、割引情報などですね。
一度遊んだりしてメルマガを登録してくれたお客さんがそれを見てきてくれる確率自体は高くなくても、予約してくれたりして一日1人が来店して2万円落としてくれれば一ヶ月で60万円、一日10人が20万円落としてくれれば一ヶ月で600万円ですから馬鹿にできません。
で、これが出版業界についてどうなのかというと自分の作品の書籍化されるのに伴い編集の堤さんからなろうで書籍の販売に関する告知を活動報告や本編でも入れて可能な限り広めるようにお願いされてまして、実際にそれをやったわけです。
これはプッシュ型販促で、風俗嬢やキャバ嬢がお客さん相手に営業メールを送るのに近い気がします。
ですが現状売れ行きは良いのか悪いのか全然わからない状態ですが、書籍を購入してその報告をしてくれた方がそれなりにいたのは事実で誠にありがたいことだと思いますね。
IS分校的な商用の学園戦闘ハーレムが飽きられたあとでなろうからの書籍化作品が売れているのはもともとなろうでのファンがいてその一部が書籍を買ってくれるのが大きいのでしょう。
新人賞に入賞した作品の売上よりもなろうからの書籍化作品の方がのほうが宣伝しなくても最初からファンが居るというのは出版社とっても安心感は大きいのでしょうね。
しかしながら出版業界の出版社や書店などは作者による販促だけではなくて、もっと自分たちでも一度書籍を購入している顧客に対してのプッシュ型販促を行うべきだと思います。
この点でアマゾンはかなりプッシュ型販促をうまく使っている感じで、何らかの書籍の購入履歴があれば、その作者の新しい巻が出たらその販売日の通知をメールで出したり、別シリーズが始まったらそれの販売日に通知を出したりしますね。
正直ちょっと鬱陶しいと思うときもありますが、あ、俺、ツインテールになります。の新刊出たのかじゃあ買うか、とか、、お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよね。が今更新刊でるのかよ、でもあれ好きだったし買おうかなとか私も思うのでそう言う情報があれば買いたいと思うようになったりする人も結構いそうです。
風俗でも自分の好みのこの出勤の情報が出たらじゃあ店に行くかとなったりするように興味を持った事がある人への情報提示は大事なのですね。
私が以前書いた”出版社はそろそろ本気でラノベは一冊完結もしくは前後編のスッキリ読める作品をメインに戻すべきだと思う”の感想に、文庫読み切りに戻しても意味が無いと思います。
今必要なのは、弾じゃなくスコープとスポッターです。
いまだに使い物になるラノベのカタログも紹介本もありません。
まだまとめサイトやどこかのブログで聞いた方がマシな状況です。
というものがありました。
確かにそのとおりであると思います。
現在では発売されるタイトル数が多すぎて書店に置かれている時間が短すぎる上に内容がどう違うかも分かりづらい状況です。
そして出版の場合は出版社でもなく書店でもなく取次が配本権利を握っていて、出版社にも取次にも書店にも顧客リストがおそらくないのが最大の問題なのでしょうね。
書店に本をおけば本好きが勝手に買ってくれる、未だにそう言う感覚なのでしょう。
そりゃどんどん売れなくなるわけです。
このあたりはdl.siteや FANZA(旧DMM.R18)に完全に客を取られてるエロ方面が特に顕著だと思いますが、顧客リストの作成や管理をきちんと行いそこからリピーターを戻すために作品や発売日などの紹介をユ-ザーの好みに合わせて提供するメルマガなどを出版社自身も作っていくべきではないのかなと思います。
そしてメルマガでは売りたい本は2種類くらいにまずは絞るべきでしょう。
人間選択肢がなくてもだめですが選択肢が多すぎるのはもっとだめなのです。
意外とユーザーが欲しい情報をいちいち探さなくても個人に直接に届けてくれるツールというのはたくさんありそうでも意外とないものですし。
そしてメルマガで紹介作品の冒頭を無料で読んでもらい続きは購入してね、無料で釣って有料につなげるというのも必要なのではないかなと思います。
なろうの作品紹介エッセイのようにタイトルやあらすじに加えてこの作品はここが面白いよと具体的なことを簡単にまとめて書くのでも良さそうですけどね。
追記
風俗でも一回来店し利用してくれたお客様に対して次回以降使える割引チケットを配布していますけど、東急の駅そばである渋そばやゆで太郎は4月に次回以降使えるクーポン券を毎年配布しています。
これは4月は高校や大学に入学したり会社に入社したり異動があったりするので新しい利用客がふえますから次回以降使えるクーポン券を渡すことでリピーターを増やすためにやっているのだと思います。
日高屋などは毎回もらえますが次回以降使えるクーポン券というのは意外と馬鹿にできないものです。
マクドナルドも他のファーストフードに比べてクーポンの使い方が上手いと思いますね。
dlsiteなどもちょくちょく割引したりクーポンを配布したりしていますが、出版社もこういった販促方法を取り入れていくべきじゃないかなと思います。
紙だと難しいかもしれませんが電子書籍なら5%割引とかできると思いますし。




