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水源の過去エッセイまとめ  作者: 水源
2019年1月

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コミケに参加したけどつまらなかった、これなろうに投稿したけど反応がなくてつまらなかったと同じかも

 さてツイッターで昨年のコミケに参加したけど率直に言ってつまらなかったし、参加したことに対して落胆したというトゥギャッターに対してのレスを結構見かけます。


 参加者が多いコミケならば必ず売れると思っていたら現実のコミケは全く甘くなく一冊も売れなかったし、そもそも西館一階の全年齢向け会場自体が過疎っていて売れるのはエロ漫画サークルと企業ブースだけとのことですが、これはなろうでも同じような感じはしますね。


 なろうは二次創作禁止で18禁ですが、ハイファンタジーのテンプレの追放か無双のすでに人気のある人の作品にしか人が集まらないのが現実です。


 話をコミケに戻すと参加者の多くはコミケの開催期間内に買う本は決まっていて、どうやってなるべく多く手に入れるかという状況で、初参加では全く売れないどころかそもそもテーブルに来てもらえず手に取ってすら貰えない事も充分あるということらしいですね。


 これはなろうでもそもそも読みに行くジャンルが多くは決まっていたりブクマをつけるジャンルが決まってるというのとにていますし、なろうのアクセス数なら必ず読んでもらえると思っても実際はそう甘くないのはなろうの作者の多くはわかることでしょう。


 私も一番最初は12ポイントしかもらえませんでしたしね。


 印刷代金やらなんやらに金を何万、何十万円かけてコミケに参加しても見に来る人が来ないというのはたしかに厳しいですけど、無料のpixivやTwitterですらろくに読まれないことも多い時代です。


 なのでツイッターに対して厳しいレスも結構多いです。


 ただ売れないと辛いという共感レスも多いですけど。


 コミケは本来は「同好の士の交流のための場所」でもあり「マーケット」でもあるはずですが最近は商業的傾向が強くなってる気もします。


 それこそプロアマ問わず作品を出品するわけで初心者に対する優遇など全くありません。


 誰もが売れるチャンスはありますが、誰もが他者と比べられ選別される厳しい場所でもあるのですね。


 なので事前のマーケティングや宣伝が重要なのでしょう。


 もっともエロであってもそれこそ商業で通用するレベルなどの一定以上のクオリティを満たさないと全く売れないようです。


 話が変わりますがエロ漫画界隈では様々な理由で置かれる場所の規制が厳しくなってることもあって雑誌や単行本が全然売れないうえに、一般マンガ以上に原稿料や印税も安いため、商業誌で単行本を一冊出したら、それ以降は同人活動に専念するほうが儲かるという状態になってもいるようです。


 そして成年向け同人誌も売れ筋は二次創作ではなくオリジナル作品が半数近くになっていて、10年前ならほとんどが商業誌に載っていたか二次創作であったはずです。


 二次創作が減ったのはそのタイトルのキャラクターを脱がせば売れるという強力なアニメや漫画が少なくなっているのもあるかも知れません。


 もっとも現状の2次創作はfate、艦これ、アイマス、東方といったゲームが18%くらい、アニメと漫画がそれぞれ12%くらいとゲームが増えてるようですが。


 エロ非エロにかかわらず二次創作しかできないサークルはすでにヤバいというのが実情のようです。


 ハーメルンでも二次創作はすでにかなり古い作品しか投稿されないような感じがしますし、時代が変わってきているのでしょうね。


 そしてエロ漫画やエロCG、エロゲームではストーリーも大していらないので出版社や編集者が不要になって、コミケやDLSITEのようなサイトで、作家と読者が直接やりとりする時代になってきてもいるのですね。


 一般的な全年齢作品については当面はそうも行かないと思いますが。

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