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水源の過去エッセイまとめ  作者: 水源
2018年11月

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そのそろ「SNSで大人気のマンガ」や「なろうで大人気の作品」を書籍化してもたいして売れないのは常態化してきたようです

 さて、最近はツイッターで人気の漫画の紙の単行本化も結構多いようです。


 しかしながら、その売上はあまり芳しいものではないようですね。


 そしてなろうからの書籍化作品のタイトルごとの売上部数も4年前頃に比べると今年はかなり低調なようです。


 そうなっている理由の一つは”ツイッターやなろうでただで読めるものを紙になったからと言ってあらためて金を出す読者は少ない”ということがあるようです。


 まあ、ただで読めるものをそのまま書籍化しても金を出してまで買わないですよね。


 ケータイ小説の時代は携帯電話では読みづらかったり携帯電話を持ってない地方の女子中高生が買っていたということがあったり、なろうの書籍化はちょうど学園戦闘ハーレム&謎部活物が飽きられてきたタイミングで当時は目新しさがあったので結構売れたわけですが、そろそろファンタジー無双物も飽きられつつあるようです。


 またその他の理由としてはツイッター漫画にせよなろう小説にせよ単行本化される数が増え過ぎで質も玉石混交になってしまい、つまらない作品だと思われるものを買った人がその後は買わなくなったりしている上に、読者の財布は薄いままなのでシリーズで買ってる読者は新しい作品まで手が出せないことも大きいようです。


 ラノベの場合はシリーズの最新刊しか置いてないので新しい読者が増えないということもあるようですけど。


 更に他の理由としては、最初に読者に目が留まるのが大事ということで、話の構成的に冒頭は面白いけど、だんだんつまらなくなって行く出落ち作品も多いことなどもあるようです。


 そしてツイッターの漫画はツイッターに、なろう小説はなろうに最適化してるから、紙にしてしまうとそれに合わないというのもあると思うのです。


 こういった理由のうちどれかが読者に該当してしまうだけで読者が減っていくのですから厳しいですね。


 ですので、書籍化する際にはやはり一冊を通して読んでみて面白いと思えるかをちゃんと判断できる編集さんや下読みさんが必要なのだと思います。


 ツイッターやなろうで人気だから書籍化すれば売れるだろう。


 そういう作者の人気に依存している編集さんや出版社は利益を出せなくなり、今後はどんどん退場に追い込まれそうな気がします。


 あくまでも私はそう思うだけですけど。

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