なろうの書籍化問題の対策には10万文字以上書かれてる、書籍化された時に最初から最後までを読んだ状態での評価をできる専用ランキングが必要かも
さて、この前に書いているエッセイの”なろう作家はなろう読者に合わせることが全部だそうだけど最近のなろうに関してはそこまで間違ってない気もする”で最近のなろうのランキングでは特にハイファンタジーのテンプレが偏りすぎて、結局書籍化した時にまた同じようなものかと思われるのもあって書籍は余計売れなくなるだろうと書いたわけです。
では、どうすればいいのかと言うと、現状のなろうのシステムでは正直どうにもならなくて、作者側としては今と同じように流行りのジャンルのテンプレに合わせてハイファンタジーのランキングに乗るようにして読まれるようにするか、ジャンル詐欺だと言われてもハイファンタジー以外のジャンルで流行りを書くか、別にポイントやランキングはどうでもいいと割り切って自分の好きなように書くかしかないわけですね。
現状のなろうのランキングは本当は読者にとっての面白さを明確に数値化するものではなく、読者がその時点でどれだけ支持してるかの人気投票みたいなもので、しかも投票している人間の傾向が偏ってるんでしょうし、ごくごく序盤でもご祝儀的に入れてる人も多いのでしょうから10万文字程度の一冊の本になった時に面白いかわからないのですけどね。
最も私はワンピースよりバクマンのほうが面白いと思いますし、AKBの推しもたかみなだったのでマイナー好きなのかもしれませんが。
そして自分の好きなように書いていても、運が良ければある程度ポイントが付いてそこを出版社の編集さんに見出してもらえるかもしれません。
しかし、特にハイファンタジーなどではそもそもランキングに乗らなければ、埋もれてしまいほぼ読まれないと言う状態なのが問題なのでしょう。
なのでこれは作者が関与できる問題ではないですが、個人的にはファンタジーはもっとジャンル分けを増やし、文芸とSFは逆にジャンルを少し減らしてまとめたほうがいいと思うのです。
ハイファンタジーはその時点で流行してるテンプレを一つのジャンルとして、異世界転移転生も隔離はやめて、それ以外は主人公が”勇者””冒険者””国王・領主・村長””魔王””魔物””村人とか受付嬢などのその他”などにわけるのがいいのかな?スローライフとか戦記とか復讐みたいなジャンルで分けてもいい気もしますけど。
そのかわり文芸は純文学とヒューマンドラマを合わせて、アクションはハイファンタジーかローファンタジーに入れる。
SFはVRと空想科学にして宇宙は空想科学に入れて、パニックはホラーに入れる。
こんな感じでいいのではないでしょうか。
2ポイントあればランキング100位以内に乗れるような過疎ジャンルがいっぱいあって、そのためにジャンル詐欺が問題になっていたこともありますが、結局ランキングに乗らないと埋もれてしまいほとんど読んでもらえないというのが原因でしょうしね。
あと、書籍化を本気でしたい人のための、ジャンルは問わないが10万文字から12万文字程度がきちんと書かれていて、実際に一冊の本になった時に最初から最後まで読んでも面白いかわかるような、感想の批評ありの書籍化希望作品ランキングみたいな物もあったほうが、スタートダッシュでポイントが多量に入ったけど、その後はいまいち面白くなくて感想もつかなくなっていき、結局書籍化しても爆死なんてことが多くなってる現状を見ると、そういった実際の書籍化に近い状態での評価ランキングがあったほうが作者にも出版社にもいいような気がしますね。
青田刈りが進みすぎてあまり良い状況ではないように見えますので。
評価もハーメルンのように星0から10までで平均した数字で出して、それとは別にブックマーク数でもランキングをつければいいんじゃないかな。
現状のなろうの制度だと1:1でも入らないよりはいいと考える人もいるけど、平均数値で出す場合は星0とかだと低評価とわかりますし。
そのかわりハーメルンのように批評の感想を投稿する際のガイドラインははっきり提示するべきでしょうけどね。
以下はハーメルンで明確に禁止されてアカウントロックの対象になっているものです。
リクエスト・設定改変の「強要」・アンケートの回答
攻撃的な言葉や中傷(人格否定)・脅迫
作品以外についての投稿
更新や返信の催促
などはハーメルンでは禁止されてますね。
後レヴューも、ハーメルンのようにトップページに持ってきたらどうかと思います。
そのかわり一度書いたレビューは削除できず編集のみとして、レビューの削除書き直しによるレヴュージャックはできないようにするべきでしょう、最近土日にレヴューあらしが湧いてるので複垢対策もなにかいい手があればいいのですけどね。




