多分なろう系を現実逃避と言ってるだろう定年退職したおっさんの新人賞向け小説もはたからみたら同類だとおもうよ
さて、またツイッター情報からですが、定年退職したおっさんが書いて、新人賞に応募する作品の大半は「うだつの上がらない会社員が仕事で大逆転の成功を勝ち取り、周囲から一目置かれるようになり、さらには若い女性新入社員の愛人ができて、うはうはな生活をおくるようになる」という展開だそうです。
うん、なろう小説よりむしろ現実的な分だけ自己投影が強いと言ってもいい気がします。
この世代だと出世・年収・セックスが男の価値みたいなところはあるのはわかりますけどね。
そしてこの年代のおっさんだと漫画やゲームでのファンタジーという要素は思春期にドラクエなどのゲームやアニメなどに触れていないので多分現実逃避扱いなんでしょう。
結局のところ半沢直樹なんかも上司を土下座させてのザマアが受けたわけですが、おそらくこの年代は終身雇用が崩壊し、長年勤めてれば誰でも年収一千万を得られるという既成概念がが崩れ早期退職でド域がやめていったりもしたした世代でもあり、バブル期に入社して無能でも「会社にしがみついてるやつ」という下からの突き上げも喰らいやすい世代なのでしょう。
レディコミの仕事のできない女性社員が有能な上司に抱かれれて寿退社なども含めて、そういった願望を持ってる人は少なくないのですしょうし、近親憎悪的にキモいとか言い合うのはなんだか虚しい気がします、だから自己投影だって別にいいんじゃないの? ともおもうんですけどね。
それを求めてる人間は多いわけだしとも思います。
ただ個人的願望の要素を薄めて社会的に共感を得られるようにしているかしていないかがどうみられるかの違いなのでしょうね。
個人的には自分の幼い娘の水着写真集などを金のために売ってる親よりは2次元作品のほうがまだマシだとも思います。
こういったジュニアアイドルの水着写真とそれを売り込む親(主に母親)に関してはそこに到達する経路は違うでしょうけど、最終的にはお受験ママ等と同じかなという気はします。
要するに自分ができなかったことを二次元に書いて達成するのではなく、自分の知識を子供のつぎ込んで自分のかわりに子供にやらせて自分もそれを通じて成功体験を得たいのではないかと。
最も子供にやらせるより2次元のほうが気持ち悪いという老人は多いみたいですけど。




