変わり始める“日常”-6
【イカルガ重工】に【ブリューナク】。
自分の仕事の関係も含めて遠遠いと思われていた企業が
こうも近い立場に自分がなるとはついこの間まで思いもよらなかったのは確か。
ミカサ:(人生って何が起きるかわからないって言うけどホントなんだね~)
嬉しさや意外さも無論、困惑もない訳ではない。
むしろ混乱ばかりだった。
だけど―――――
ミカサ:(だけど――――)
ふとマキナの方へと視線を向ける。
彼女はテレビを横目で見ながらもトーストの3枚目をかじり、
お皿の料理を徐々に平らげていく。
そんな彼女の表情は普段と変わらない冷静さを伴ったものだが
どこかしら嬉しさや悦びさを感じさせる部分もミカサは思った。
ミカサの視線に気づいたマキナは彼女の方へと顔を向ける。
マキナ:「ミカサ、私に何か付いているのか?」
ミカサ:「!?――――う、ううん・・・!!なんでもないよ!!」
そうか、と答えカフェオレの入ったカップに手を付けそれを一気に
飲み干すマキナ。
彼女の健啖っぷりには最初の時から驚いていたが今はその姿も
微笑ましいと思っている。
朝食を終え、ひと息付きながらミカサはマキナに声を掛けた。
ミカサ:「マキナ、この後の予定は?」
マキナ:「まず学校の課題を終わらせた後は特に何も・・・ミカサの
護衛は予定ではない、と言った方がいいわよね?」
ミカサ:「流石ね~・・・」
マキナの真面目な解答にちょっと苦笑するミカサ。




