61匹目 本選第三試合 シルフVSフウリン (シルフ視点)
本日4匹目です。お気おつけください。
今ふと評価をみたら1万ポイントを軽く超えてました。やったね!
日刊ランキングは15位でした。やったね!
ボーパルのレベル20ってよく考えたらエリアボスと同レベルでした。やったね!
『さ、さあ!き、気を取り直して第三試合の選手入場だ!!』
『も、盛り上げていこうー!』
はぁ~
あたしはシルフ。今闘技大会本選の控え室にいるの。
とか1人でボケても誰もツッコんでくれない。寂しさがますばっかりだよ。
って、もう出番!?早くない!?もうちょっと傷心に浸りたいんだけど……
『さぁ!さぁさぁ!最初に入場したのは魔剣士のシルフだ!!』
『妖精装備にレイピアかー。可愛い装備だねー』
ふぅ。いつもならここで愛想振りまいてニッコリ笑顔で手を振るぐらいはするんだけど今はそんな気分じゃない。
『魔剣士はファイターとマジックユーザーの二次職だな。魔法を使うファイターか、剣を使うマジックユーザーが出やすいクラスチェンジ先だな』
『シルフ選手はファイターツリーの魔剣士だねー』
というのもあたし、ボーパルちゃんに嫌われたかもしれないの。
今日の予選でボーパルちゃんと仕方なく。それはもう断腸の思いで戦ったんだけど予選が終わってからオヤツ片手に会いに行ったらすごい威圧されたの。直前までお姉ちゃんに撫で回されて気持ちよさそうにしてたのに突然ファイティングポーズとられたの。
それはもう謝ったね。地面に頭が埋まる勢いで謝ったね。
『対する相手選手は!ウィンドメイジのフウリン選手!!』
『ローブに魔石つきのロッドかー。こっちはいかにもな魔法使いだねー』
はいはい対戦相手ね。そんなことよりボーパルちゃんだよ!
ああ、ボーパルちゃんあなたはどうしてボーパルちゃんなの?(錯乱中)
『ウィンドメイジはマジックユーザーの二次職だ。風魔法を良く使うマジックユーザーに出やすいな』
『女の子同士の対決だねー。わくわく』
でも本選中は他の選手に会いに行くことなんて出来ない……あたしは今すぐにでも会いに行きたいというのに!!
『やっぱり魔剣士のシルフ選手がいかにフウリン選手との間合いを詰めるか。フウリン選手がいかに詰めさせないか。そこが勝負になると思うぜ』
『そこそこ距離を取って始めるとはいえやっぱりフウリン選手が不利かなー。身を隠すところもないまっ平らなステージだからねー』
ん?考えてみればボーパルちゃんはもう勝ち抜いて準決勝にいるんだよね?
そしてトーナメント表的にあたしが勝ち抜いたとき準決勝であたる相手はボーパルちゃん……
『よし。両者開始位置についたな。それでは。試合開始!』
『がんばってー』
よしヤろう。すぐヤろう。
『おおっと!シルフ選手速攻!一息にフウリン選手との間合いを詰める!!』
『はやいはや~い!』
マジックスキル<スピードエンチェント>
ちっ、生意気な。速さドーピングしてあたしの突きをそらしやがったな。でも無駄無駄無駄ぁ!
『シルフ選手!突く!突く!まだまだ突く!速いぞ!剣先がブレて視認できない!!』
『おー、魔法で速さを上げてるとはいえそれを的確に弾いて逸らすフウリン選手もすごいぞー!闘技大会してるー!』
死に晒せぇーー!!
マジックスキル<ウィンドカッター>
マジックスキル<ウィンドボール>
『おお!シルフ選手連撃の手を緩めずに魔法を放った!!だがフウリン選手の放った下位魔法に軌道を逸らされた!!やはり魔法攻撃ではフウリン選手のほうが上手だ!!』
『でもこれでフウリン選手の魔法を一回潰せたよ。付加魔法でブーストしてもシルフ選手の方が近接戦が上手なのは今までの攻防で明らか。ならこの千載一遇のチャンス、シルフ選手は全力でもぎ取ってくるはずだよ』
かー!しぶとい!G並みにしぶとい!誰か洗剤をお持ちのお客様はいらっしゃいませんかー!洗剤ぶっ掛けたらGは死ぬからね!
アクションスキル<突き>
アクションスキル<薙ぎ>
スキルチェイン<ステップ>
スキルチェイン<みだれ突き>
ふっ、決まった。ボーパルちゃんみたいな超連撃は出来なくても、あたしだってコレぐらいは出来るんだから。
さぁどうやってボーパルちゃんに謝るか考えないと……
『ここでスキル発動!!シルフ選手の単発突き攻撃を同時発動した薙ぎスキルで何とか逸らしたフウリン選手だが続くステップからのみだれ突きを側面にモロに食らった!!』
『これは勝負あったかなー』
マジックスキル<ウィンドストーム>
なっ!?
『っ!まだだ!まだ終わっていないぞ!フウリン選手のHPはまだ残っている!残量は……1!これは根性スキルが発動したのか!?はたまた奇跡か!?』
『スキル後硬直で動けないシルフ選手にクリーンヒット!確実に当てるために範囲魔法を詠唱していたみたいだけどコレがウィンドカッターだったらシルフ選手は負けてたねー』
ちぃ!油断した!あたしがボーパルちゃんの事で頭が一杯になっているときを狙うとはなんて卑怯なの!
『両者HPはレッドゾーン。フウリン選手にいたっては残り1での仕切り直しだ』
『どっちかの攻撃が当たったら死ぬ。サドンデスマッチだねー』
距離を取られるのはまずい。あの人職業特性か詠唱スピードが早いうえに威力の高い魔法バンバン打ってくるし!
『ああっと!シルフ選手駆ける!開いてしまった間合いをまた詰めにいった!』
『アウトレンジはフウリン選手の間合いだからね。一撃を当てれば勝つんだもん。何としても間合いを詰めたいよねー。そしてそれはフウリン選手も分っているはずだよー』
マジックスキル<ウィンドストーム>
遅かった!?いや、まだ……諦めるような時間じゃない!
これは最後の最後の最後までとっておきたい、とっておきだったんだけど。出し惜しみして勝てる相手じゃないか!!
アクションスキル<風魔剣>
『斬った……シルフ選手魔法を斬ったあああああああ!!』
『魔剣士の専用スキル。このタイミングで切ってくるなんて。しびれるねー』
トドメ!!
スキルチェイン<投擲>
『決まったあああああ!!最後は風を纏ったレイピアをフウリン選手に投擲してHPを削りきった!!』
『手に汗握る、いい試合だったねー。私今、すっごい闘技大会してるよー』
ふぅ……危なかった。本当はボーパルちゃんみたいに華麗に勝ちたかったんだけどなぁ……やっぱりボーパルちゃんはすごいね!!
『本選第三試合!勝者ぁシルフ選手!!おめっとさん!!』
『おつかれさまー。二人ともナイスファイトだったよー』
もふもふ!
誤字脱字ありましたら感想のほうへお願いします。
今回の対戦相手の名前は”神代 風鈴”さんにもらいました。ありがとうございます。
最近執筆休みにスプラトゥーンを久々にやったら、またハマってしまいました。
でもイカちゃんやってるリア友がいないのでいつも1人です。




